サイバーセキュリティの未来を切り開く「日本度」発表会
日本サイバーセキュリティ産業振興コミュニティ(略称:NCPC)は、2026年7月に東京と大阪で「日本度」と題した新たなセキュリティ指標を公開する発表会を開催することを発表しました。この発表会では、これまで明確に定義されてこなかった「国産」の概念を整理し、IT製品やサービスが日本の法律や管理体制のもとでどれだけ自律的に運用できるかという指標「日本度」を示します。
なぜ「日本度」が必要なのか
近年、地政学的リスクやサイバー脅威が高まる中で、企業は利用するIT製品やサービスの国内自律性を求めています。しかし、国産製品の判断基準は不透明であり、適切な評価が難しい状況が続いていました。このような背景の中、NCPCは「日本度」と呼ばれる新たな指標を通じて、国内製品・サービスの比較を可能にし、信頼性を数値化することを目指します。
発表会の詳細
発表会は以下のように実施されます:
- - 東京会場: 2026年7月9日(木) - Sky株式会社(東京都港区)
- - 大阪会場: 2026年7月15日(水) - MOTEX株式会社(大阪市淀川区)
各会場では約80名を定員とし、参加費は無料でメディアやユーザー企業、セキュリティ業界関係者を対象としています。 持ち時間内に多様なプログラムが組まれ、基調講演や国産セキュリティ企業の取り組み紹介が行われます。
プログラム内容
1. 趣旨説明・流れの説明(オープニング)
2. 基調講演 - 国家サイバー統括室 統括官の講演
3. 日本の国産セキュリティ企業の活動紹介
4. 日本度の正式公開と質疑応答
「日本度」とは何か
「日本度」は、製品やサービスがどの程度日本国内を基盤に自律的に管理・運用できるかを評価する指標です。このスコアリングは、表面的な情報だけではなく、実質的な運用体制を評価対象にしています。主にNCPCに所属する企業が持つ製品・サービスを対象とし、その信頼性を数値化することで、利用者が選定や比較の参考にできるよう努めています。
NCPCの役割
日本サイバーセキュリティ産業振興コミュニティは、2025年に設立され、セキュリティ分野の信頼性向上を目指しています。会員企業同士の情報交換や、セキュリティに関する評価基準の整理を通じて、日本のIT産業が国際的に競争力を持つよう一歩を踏み出そうとしています。会員間の連携を深め、持続可能な技術の発展を目指す取り組みが今後も続いていくでしょう。
公式ウェブサイトで最新情報を
発表会に合わせてNCPCは公式ウェブサイトもオープンしました。今後、指標に関する詳細情報や活動内容が随時更新される予定です。興味のある方はぜひウェブサイトをチェックしてみてください。ウェブサイトは
こちら。
私たちの安全なデジタル環境を確保するために、信頼できる国産製品の選び方がますます重要になっている今、ぜひ「日本度」を通し、サイバーセキュリティの未来を共に考えていきましょう。