失敗の意義とは
2020-03-31 13:10:09
ビジネスパーソンが考える“仕事における失敗”の意義と意識調査の成果
仕事における失敗への意識調査
最近、英会話のGabaが実施した調査によると、ビジネスパーソンは仕事での失敗をどのように捉えているのでしょうか。この調査では、全国の20歳から59歳のビジネスパーソン1,000名を対象に“失敗”についての意見を尋ねました。
失敗は良いことそれとも悪いこと?
調査結果によると、全体の52.2%が“失敗は良いことだと思う”と回答しました。特に20代では、この意見に賛同する人が60%を超えることが明らかになり、若い世代では失敗をポジティブに捉える傾向が強いことがわかります。反対に、失敗を“悪いこと”だと考える人は全体の47.8%でした。
この結果から、若いビジネスパーソンは特に成長志向が強く、失敗を学びや成長の機会として利用する姿勢が見受けられます。
失敗を“良いこと”だと考える理由
失敗を良いことと考える理由のトップは「成長できるから」で、次に「同じ失敗を繰り返さないようになるから」、続いて「学びになるから」という意見が挙げられました。これらの回答は、失敗を自分の成長に役立てるための重要な考え方を示しています。
失敗に対しての理解と共感
また、調査では「仕事での失敗は成長のもと」という意見には86.2%の人が賛同しました。「失敗は誰もが通る道」という意見にも88.4%が同意しており、ビジネスパーソンの間で失敗に対する理解が広がっていることがうかがえます。 ただし、失敗をしてしまった時の恥ずかしさや申し訳なさを感じる人も多く、「恥ずかしい」と感じる人は74.3%、申し訳ないと思う人は88.8%に達しました。
失敗を成長につなげるには?
失敗を成長につなげるために必要なこととしては、「素直に認める」「原因を突き止める」「人のせいにしない」が挙げられました。特に管理職の人は、失敗の原因をしっかり考えることが重要だと感じているようです。
失敗を避けるための工夫
ビジネスパーソンたちは、失敗を避けるために多少の工夫も行っています。「見直すことを習慣づける」や「事前の準備をしっかりする」といった意見が上位にランクインしており、しっかりとした作業前の理解が重要だとされています。
恥ずかしい失敗エピソード
調査では、ビジネスパーソンが経験した恥ずかしい失敗も多く寄せられました。例えば、勤務時間を間違えて出勤したり、納品日を間違えて行ったりといったエピソードが集まりました。また、メールで「失礼しました」が「失恋しました」と誤変換するなどの微笑ましい内容もありました。
まとめ
この調査を通じて、ビジネスパーソンは失敗を学びとして捉え、それを通じて自身の成長に役立てるための意識を持っていることが明らかになりました。失敗は避けがたい現象ですが、それをどのように受け止めるかが成功へとつながる鍵であると言えるでしょう。理解を深め合い、互いに助け合うことで、ビジネスパーソンはより強いコミュニティを形成していくことができるのです。
会社情報
- 会社名
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株式会社GABA
- 住所
- 東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー23階
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