サステナブル・ファッションの新たな挑戦
最近、パリで開催されたファッションウィークにおいて、日本のファッションブランドANREALAGEが興味深い新作コレクションを発表しました。この新作コレクションでは、モリトアパレル株式会社が展開するサステナブルブランド「MURON」の糸が使用された生地が採用され、ファッションの未来を見据えた取り組みが注目を集めています。
パリファッションウィークは、毎年多くの国から数多くのブランドが参加し、最新のファッションを発表する場として知られています。今年も世界中約100のブランドが新作を発表し、その中でANREALAGEは特に斬新なコンセプト「WIND」を掲げて登場しました。このコレクションは、服にファンを取り入れて空気を取り込むことで、動的に変化するシルエットを見せるという大胆な試みがなされています。
ANREALAGEの新作コレクション
パリの美術館「パレ・ド・トーキョー」で2024年9月24日に発表された2025年春夏ウィメンズ新作コレクションは、その名の通り風の力をテーマにしており、見る者に強いインパクトを与えました。全24ルックの中で、MURONを使用した生地が採用されたのは実に嬉しい事実です。これにより、ファッションが環境を考慮しつつ、いかに美しさと機能性を両立できるかを示す一歩となりました。
MURONは、100%再利用可能な廃漁網から生成されており、その製造プロセスにおいても環境負荷を軽減する工夫が施されています。モリトアパレルは「Rideeco®」プロジェクトを通じて、持続可能な資源循環社会の構築を目指しています。このプロジェクトでは、ブランド各社との協業を通じて廃棄物を新たな価値へと変えていく取り組みが進められています。
一歩先行くサステナブルファッション
MURONの魅力は、単に再利用可能な素材を使用するだけではありません。高品質な製品を提供するために、徹底したトレーサビリティと透明性を重視し、消費者に信頼される素材を提供しています。今回のANREALAGEの新作に取り入れられたことで、一時的な流行を超えて、本物のサステナブルファッションがいかに実用化されるかを示しました。
モリトアパレルは今後も、国内外の様々な企業と連携しながら、廃漁網を原料にした製品を更に開発・提供する方向性を持っています。持続可能なファッションはもはや選択肢ではなく、必然となりつつある現代において、こんな形で新たな可能性を広げていくことは非常に意義のあることです。
ANREALAGEのSPRING/SUMMER 2025 COLLECTION “WIND”をまだご覧になっていない方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れて、その革新的な取り組みを直に体感してみてください。
公式ウェブサイト:
MURON
出展企業へのお問合せについては、モリトアパレル株式会社、〒111-0043 東京都台東区駒形2丁目4番8号の担当者までご連絡ください。