大阪・関西万博に出展、SHIN-JIGENの腕用パワーアシストスーツの魅力とは

大阪・関西万博で注目のパワーアシストスーツ

2025年7月28日から8月3日まで、大阪・関西万博の関西パビリオン京都ゾーンにて、株式会社SHIN-JIGENが開発した腕用パワーアシストスーツ「MODEL UX-T」が展示されます。この技術は、現代の物流や製造、建設現場の人手不足や高齢化といった課題の解決を目指しています。

腕用パワーアシストスーツの必要性

近年、多くの業界で重い荷物を運ぶ必要がある作業が多く見られる中で、作業者の身体にかかる負担は増加しています。特に、高齢者や体力に自信のない方々にとって、重労働は大きな苦痛の原因となっているのです。このような状況を受け、作業の効率化だけでなく、作業者の健康を守るためのソリューションとして、パワーアシストスーツが脚光を浴びています。

「MODEL UX-T」は、特に腕や肩をサポートすることに特化して開発されました。これにより、最大12kgのアシストが可能となり、作業者の負担を軽減することが期待されています。製造業や建設業など、手作業が多い現場での使用が見込まれます。

エッジAIとその活用

このパワーアシストスーツにおける特徴的な技術が「エッジAI」です。これにより、荷物を持ち上げる際の自動的なアシストが可能になり、リアルタイムでの処理が行われます。この技術があれば、従来のクラウド型AIに比べ、デバイスそのものが素早く判断し、動作するため、作業の安全性と効率性が格段に向上します。

展示内容と体験の機会

大阪・関西万博では、モデル「UX-T」のデモンストレーションも行われる予定です。実際にこのスーツを装着し、その効果を体感できる機会が設けられる予定です。また、SHIN-JIGENはこのプロダクトを通じて、未来社会にどのように貢献できるのかを語る場を設けており、多くの来場者がそのモデルを目の当たりにすることができます。

パワーアシストスーツの仕様

- 本体重量：約2kg（バッテリーを除く）
- アシスト強さ：最大12kg
- 連続作動可能時間：約3.5時間（動作頻度による）
- モード：両腕同期モードと片腕独立モードを搭載

この腕用パワーアシストスーツは、作業者の負担を軽減するだけでなく、日常の作業をスムーズにし、より快適な生活を実現するための重要な未来の技術といえるでしょう。デモや展示を通じて、ぜひその成長を感じてみてください。

会社概要

SHIN-JIGENは、ロボティクス技術を利用して人間の活動をサポートする様々なプロダクトを手掛けている奈良県奈良市の企業です。そして、「未来実装カンパニー」として、人々の生活を豊かにするために日々努力しています。この技術が実現する未来には、さまざまな業種で新たな働き方が増えることが期待されています。

興味を持った方は、ぜひ公式サイトや関連リンクもご覧いただき、詳しい情報をチェックしてください。