昆虫の魔法に触れる!
横浜赤レンガ倉庫で開催中の『体感するファーブル昆虫展』は、家族全員が楽しめる魅力的なイベントです。特に8月25日までの開催にあたるこの展示では、昆虫の神秘に触れられると同時に、科学者ファーブルの人生にも迫る機会が設けられています。今展の主催を務めるのは株式会社ドリームスタジオで、様々なアトラクションやイベントを手掛けるプロフェッショナルたちが心を込めて企画した内容です。
ファーブルの生涯に迫る展開
会場に入ると、最初に訪れるエリアではジャン=アンリ・ファーブルの生涯に関する豊富な情報が満載です。91歳まで生きた彼が体験した困難や、それを乗り越えての昆虫研究の情熱が感じられる年表が展示されており、ファーブルの多彩な人物像が明らかになります。音楽が好きだった彼は、作曲活動も行っていたそうです。このような新しい側面を知ることで、彼についての理解がより深まります。
年表の他にも、『ファーブル昆虫記』全10巻や、彼が実際に使用していたルーペやペンチなど、貴重な資料も見逃せません。ファーブルの人生を色濃く反映したこれらの展示は、一見の価値があります。
多彩な昆虫標本の展示
さらに進むと、魅力的な昆虫標本のエリアが広がっています。ここには、100点以上の標本がテーマ別に並び、それぞれの昆虫にまつわるストーリーが紹介されています。「ファーブルが研究した昆虫」などのテーマは特に興味を引き、子供から大人まで楽しめる内容です。
また、展示には虫の裏側を観察するエリアもあります。通常見ることが少ない情報を手に入れるチャンスですので、ぜひこの機会に自らの目で確かめてください。
恐るべきスカラベの秘密
続いて、ファーブルの代表的な昆虫であるスカラベについて紹介するエリアに足を運びます。自らの体を使ってフンを転がすスカラベの作品を体感できるコーナーは、お子様にとっても貴重な学びの場です。モニターに映し出されるエピソードでは、実際のフィールドワーク中にファーブルが体験した驚きの出来事が語られています。
参加者は、自らのサイズでスカラベがどういったフン玉を運ぶかを理解するインタラクティブな展示で、実際にクイズのように楽しめます。さらに、香りを体感できるコーナーも設置され、異なる香りを嗅ぐことで昆虫たちの世界を一層身近に感じられることでしょう。
フェミネンスと触れ合うコーナー
そしてまだまだ盛りだくさんの展示が続き、「昆虫の生体展示」エリアに進むと、様々な人気昆虫が集結しています。ここでは、18種類以上の昆虫が紹介され、中でもヘラクレスオオカブトやオオクジャクヤママユ、さらに珍しい種類の昆虫などが目を引きます。特にヘラクレスオオカブトとのふれあいコーナーは、来場者に人気です。
モニターの前ではふれあいが可能で、触ることはもちろん、記念撮影も楽しむことができます。これにより、家族の素敵な思い出を作る機会が提供されます。
楽しさと学びのショップ
最後に訪れる物販コーナーも見逃せません。ここでは昆虫の図鑑や、バラエティ豊かな昆虫グッズが並び、特に注目すべきは新しく開発された昆虫のぬいぐるみです。可愛らしいデザインながら、専門家の監修を受けているため、リアルなお見せ方が満載です。
このように、『体感するファーブル昆虫展』はただの展示にとどまらず、皆さんに新たな視点とともに昆虫の世界を楽しんでいただける内容。それぞれのコーナーでの新しい発見が待っていますし、ファーブルの研究への想いにも触れながら、夏の思い出作りにぜひお越しください。
開催概要
- - 会場: 横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
- - 期間: 2024年7月13日(土)~8月25日(日)
- - 時間: 10:00~16:30(最終入場 16:00)
- - 入場料: 大人 1,300円、子供 1,000円(2歳未満無料)
この夏、昆虫の魅力にドップリ浸かりましょう!