トランスコスモスが「コンタクトセンター・アワード2025」で特別賞受賞
トランスコスモス株式会社は、2025年に開催される「コンタクトセンター・アワード」にて、審査員特別賞を受賞しました。この賞は、2004年に設立された日本国内最大のコンタクトセンター表彰制度において、選ばれる非常に名誉あるものです。受賞理由として、顧客企業の理念を実現するための戦略的な運営と、具体的な成果が挙げられました。
特に評価されたのは、株式会社エムアイカードとのパートナーシップによる実践事例です。トランスコスモスは、エムアイカードの顧客サービスセンターの運営を通じて、重要KPIを驚異の330%達成するという成果を上げました。この結果は、単なる業務の数字を超えて、顧客体験価値の向上にも直結している点がポイントです。
MVVを共創する取り組み
トランスコスモスのアプローチとして、「MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)」を掲げた運営があります。エムアイカードとのセンターでは、このMVVを基に企業の重点戦略や顧客価値創造の方向性を明確にし、現場メンバー全員がこの理念の実践に尽力しています。これにより、各自が自らの役割に主体的に取り組む文化が醸成され、KPI達成に貢献しています。
さらに、成功した事例として挙げられるのは、Web登録者数の4.4倍増加です。これにより離職率の改善や品質の向上も実現しました。また、業務ミスも減少し、運営の安定化にも成功しています。トランスコスモスの取り組みは、アウトソーサーとしての枠を超え、顧客企業の成長と価値向上に寄与する新たなモデルを示しています。
高く評価された理由
審査員から寄せられた評価ポイントには、顧客企業のコンタクトセンターが社内でどのように機能するかという視点がありました。アウトソーサーとしての役割を果たす中で、顧客と共にMVVを定義し、現場のメンバーが目標を明確に持って取り組むことができた点が高く評価されたのです。このようなケースは稀であり、この取り組みを手本として多くのコンタクトセンターに示すべき成功事例とされています。
期待される今後の展開
トランスコスモスデジタルカスタマーコミュニケーション(DCC)の総括によると、同社は「コミュニケーションの力で人の幸せと豊かな社会の懸け橋になる」というビジョンを掲げ、全国31拠点で約23,000人のコミュニケーターが活躍しています。これからも彼らは「人の幸せ」と「豊かな社会」の実現に向けて尽力していくとしています。
トランスコスモスは、1966年の創業以来、優れた人材と技術を駆使して競争力強化を支援してきました。今後も企業価値向上に貢献すべく、顧客接点を戦略的に構築し続けるでしょう。
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ご紹介させていただいた「コンタクトセンター・アワード」や、トランスコスモスの詳細について興味がある方は、公式ウェブサイトをぜひご確認ください。お客様企業に最適なソリューションを提供することで、今後も持続的な成長を支援していきます。
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トランスコスモス公式サイト)