ブラックサンダーの楽しさを体験できる新施設が豊橋に誕生

学びと体験が融合した新たな空間

2024年5月27日、豊橋夢工場に初の工場見学施設「ブラックサンダーワクザクファクトリー」がオープンしました。この施設は、有楽製菓が展開する人気チョコレート菓子「ブラックサンダー」の魅力を身近で体感できる新たな試みであり、30周年記念プロジェクトの一環として誕生しました。

発表の背景と目的

ブラックサンダーは1994年に愛知県豊橋市で誕生し、今や多くのファンを持つ菓子となりました。しかし、製造過程を一般に公開する機会はこれまで無く、工場見学を希望する声が高まっていました。これを受けて、工場の設備を拡充した上で一般公開が可能な見学者通路を設けることが決定しました。訪問者は、ブラックサンダーの特長であるザクザク食感の秘密を近くで観察できる貴重なチャンスを得ることができます。

施設名の由来

「ワクザクファクトリー」という名称は、社内公募によって選ばれたものです。「ワクワクする菓子屋」を目指し、ブラックサンダーの特長にちなんで命名されました。訪れた皆さんには、ワクワク感とザクザク感を存分に味わってもらいたいという思いが込められています。

施設の見どころ

スーパーブラックサンダー

エントランスには、通常のブラックサンダーの300倍以上の大きさを持つ「スーパーブラックサンダー」が鎮座しています。こちらは高さ3メートルを超える迫力満点のもので、ビスケットの断面がリアルに表現されています。もちろん、顔をはめることのできる顔出しパネルも設置されており、記念撮影が楽しめます。

プロジェクションマッピング体験

入場者は、プロジェクションマッピングによる体験も楽しむことができます。湾曲した壁面と床に投影された映像に囲まれながら、まるでブラックサンダーの一部になったような体験をすることができ、製造工程の疑似体験も可能です。この迫力ある映像はぜひ現地で体感してください。

工場見学通路

全長約71.5メートルの工場見学通路も用意されています。この通路には全14か所の窓があり、製造の様子をじっくり観察できます。さらに、見学中にはブラックサンダーにまつわるクイズや秘密の展示も楽しめます。近隣では、SDGsに関連した活動「スマイルカカオプロジェクト」の説明パネルも設置されており、チョコレートの生産における児童労働問題への配慮も紹介されています。

来場者はスタンプラリーにも参加できます。スタンプ台が設置されており、集めたスタンプで完成する絵は、工場見学をした特権です。

リニューアルされたワクザクSHOP

工場見学の後は、直営店「ワクザクSHOP」にもぜひ立ち寄ってみてください。ここでは、ブラックサンダーの多彩なシリーズや、オープンを記念した新商品も販売されています。また、詰め放題イベントも行われており、参加者は夢中になって詰め放題に挑戦できます。特に、詰め方によって大量にブラックサンダーを持ち帰ることができるかもしれません。