2024年度、企業CM好感度ランキングで日本マクドナルドが3年連続No.1に

2024年度企業CM好感度ランキング

CM総合研究所が発表した2024年度のCM好感度ランキングにおいて、日本マクドナルドが見事に3年連続で総合1位を獲得しました。今回の調査は、2024年4月から2025年3月までの期間に集計されたもので、関東エリア在住の3000人を対象に行われました。総合順位には2579社、6568銘柄、13820作品が含まれており、その中から選ばれた結果です。

マクドナルドの魅力的なCM特集

マクドナルドのCMは、俳優の伊藤沙莉や人気アイドルグループENHYPENのメンバーNI-KIが出演する『三角チョコパイ』や、宮﨑あおいがかぐや姫を演じる『月見ファミリー』といった多彩な内容で話題を呼びました。また、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボや、日本コカ・コーラ製品を使ったCMも注目を集め、視聴者の心をつかむことに成功しました。

競合企業の奮闘

CM好感度ランキングの総合2位には日清食品が入り、若年層をターゲットにした『カップヌードル』シリーズや『チキンラーメン』が支持を得ました。また、3位のサントリーは多くの有名俳優を起用し、消費者に親しみやすい広告展開を行っています。4位のキリンビールや、5位のUber Eats Japanも注目される出演者を揃えたCMが話題となり、各社の競争が激化しています。

躍進企業としての創味食品

躍進企業部門では、創味食品がウッチャンナンチャンを起用したCMで大きな評価を受け、順位を242位から96位に大幅に上げました。彼らのCMは商品の魅力をユーモラスに紹介し、多くの視聴者から支持を得ました。また、池田模範堂やリカバリーウェア関連企業も若者層の関心を集めており、CM施策の効果が表れています。

効率企業とWebCMの新たな展開

また、CM好感度の獲得効率でNo.1に輝いたのは日清紡ホールディングスで、引き続きフルCGによる動物たちによる斬新なCMが好評を得ています。新設されたWebCM好感度部門では同じくマクドナルドが収益の向上を図るべく、新コンテンツを展開しており、視聴者の興味を引くことに成功しています。

CM総合研究所のデータによると、企業ランキングは今後も変化が続くと見込まれ、次年度には新たな企業がこの場に躍り出ることが期待されます。詳細なランキングやデータについては、専門誌『CM INDEX』2025年5月号で確認できます。さらに情報が必要な方はCM総合研究所のウェブサイトを訪れることをおすすめします。