OMO7旭川での新入社員研修:旭山動物園との連携
2025年4月1日、北海道の旭川市旭山動物園にて、街ナカホテル「OMO7旭川」が新入社員研修を行いました。この研修は、ホテルスタッフが旭山動物園との取り組みを深く理解し、地域の魅力を広める目的で企画されました。
研修の内容と目的
この研修には、OMO7旭川に新たに加わるスタッフに向けて、旭山動物園の飼育員が特別な講演を行い、その後園内を見学しました。講演では、動物たちの生態や日々の飼育方法についての詳細な説明が行われ、飼育員は「命を伝える」という理念に基づき、動物たちの美しさと人間との関係について語りました。参加者は、講演を受けた後、実際に動物園を見学し、動物たちの特徴や行動を学び、理念の理解を深めました。
この時間は、今後のホテル業務に活かすための重要な経験となり、ホテルのサービス向上につながると期待されています。
オリジナルの旭山動物園講座
研修を終えた後、24年度入社のOMO7旭川のスタッフたちは、チームに分かれてオリジナルの「旭山動物園講座」を企画し、その発表を行いました。この講座は、旭山動物園の理念や動物たちについての理解を深め、訪れるお客様に大切な情報を伝える役割を果たします。発表には25年度の新入社員も参加し、相互に意見を交わしました。
参加者たちはそれぞれ、旭山動物園に対する愛着や理解をさらに深めることができたとコメントしました。自らの出身地として旭川市を愛する池田愛叶さんは、今後はこの経験を経て地域の魅力を発信するスタッフとして努める意欲を示しました。
地域発信の重要性
OMO7旭川の総支配人、照井太陽さんは、星野リゾートのミッション「旅は魔法」を引き合いに出し、旭川を訪れるお客様がどのように動物園との繋がりを感じられるかを大切に考えています。研修を通じて新入社員たちが地域の魅力を体感し、協力して発信するスタッフへと成長することを期待しています。
この研修は、ただの職業教育の枠を超え、地域と観光資源との関係を深める貴重な機会となりました。OMO7旭川では、今後も地域に根ざした情報を発信していく所存です。
旭山動物園とOMO7旭川の関係
OMO7旭川は、旭山動物園の近隣に位置し、動物たちをテーマにした客室を有するホテルです。客室には動物園で使用されていた手書きの看板が設置されており、毎晩20時からは「旭山動物園講座」が開催されるなど、地域の魅力を伝える工夫がなされています。顧客が動物園の存在を身近に感じられる環境を整え、楽しんでもらえるようなサービスが展開されています。
OM7旭川では、こうした取り組みを通じて、訪れる方々が旭川市をより深く体験できる機会を提供し続けていくことでしょう。