海洋ごみ問題解決
2024-10-14 13:22:47

海洋ごみ問題解決に向けた合同ビーチクリーンイベントが開催

海洋ごみ問題解決に向けた合同ビーチクリーンイベント



NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(香川県小豆郡小豆島町、代表理事:江川裕基)は、9月21日(土)に日本の小豆島、ベトナムのブンタウ、モザンビークのマプトの3地点でビーチクリーンを行う「WORLD CLEANUP DAY 合同ビーチクリーン」を開催しました。これは、国連が定めた「WORLD CLEANUP DAY」に合わせて実施されたものです。

イベントの目的と概要


このイベントは「世界中で一斉に地球を清掃する日」として広く知られており、国連加盟国の90%が参加する国際的な活動です。日本国内では香川県の小豆島と、海外のメンバーがいるベトナム・ブンタウ、モザンビーク・マプトの3か所で同時開催され、地球環境保護に対する意識を高めることを目的としています。

最初の予定では9月21日に各国で開催されるはずでしたが、ベトナムとモザンビークは天候不良により延期となりました。その結果、秋に小豆島での実施が唯一無事に行われ、続いてベトナムでの清掃活動が9月22日(日)、モザンビークでは9月28日(土)に行われました。

インスタライブでの取り組み


特筆すべきは、初めての試みとして実施されたインスタグラムでのライブ配信です。小豆島での清掃活動の様子を発信し、視聴者からの質問にもリアルタイムで応じる形で、各国の海洋ごみの現状や当団体の活動について説明しました。

各国のビーチクリーン結果


それぞれの国のビーチクリーンの成果は以下の通りです:
  • - 日本(小豆島)では、合計36.57kgの海洋ごみを回収。
  • - ベトナム(ブンタウ)では、5.45kg。
  • - モザンビーク(マプト)では、22.40kg。

特に小豆島では、回収物の70%以上がプラスチック類であり、環境の厳しい状況を示しています。ベトナムでは発泡スチロールの比率が高く、これは地元の魚介市場が影響を与えていると考えられます。モザンビークでは観光客が多く訪れるビーチで、ビール瓶の存在が目立ちました。

将来的な取り組み


海洋ごみ問題は、海洋生態系の悪化を引き起こす重要な課題です。国連の報告によれば、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるとの予測もあります。そのため、今後も新しい挑戦を続け、海洋ごみゼロの世界を目指して活動していきます。

支援方法の紹介


私たちの活動は、多くの方々からの支援を必要としています。寄付やボランティア参加、企業協賛など、様々な形での参加をお待ちしております。詳細は公式ウェブサイト等でご確認ください。

組織概要


  • - 名称: NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル
  • - 設立: 2020年12月
  • - 主な活動国: 日本、モザンビーク、ベトナム
  • - 公式サイト: クリーンオーシャンアンサンブル
  • - 所在地: 香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地

クリーンオーシャンアンサンブルの周知と、海洋環境保護に向けた取り組みへのご協力を多くの方々にお願い致します。


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会社情報

会社名
NPO法人Clean Ocean Ensemble
住所
香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地
電話番号
070-8360-9815

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