住友林業とオーエスが共催する防災キャンプのご紹介
2025年3月16日、神戸市北区の淡河町にて、住友林業株式会社とオーエス株式会社による"もしもに備えて、竹でつくる防災キャンプ!"が開催されます。このイベントは、親子で参加できるアクティビティを通じて、災害時に役立つ知識や技術を学ぶことを目的としています。
竹を使ったサバイバル技術の学び
およそ3時間にわたるプログラムでは、参加者は竹を使ってシェルターや椅子を作り、さらに竹のロケットストーブを利用した焚火も体験します。これにより、自然素材の強度や加工のしやすさを実感しながら、親子で楽しい時間を過ごすことができます。特に竹には再生可能な特性があるため、持続可能な資材の使用を学ぶ良い機会となります。
開催地の神戸青少年公園は、公共交通機関が利用しづらい場所に位置しているため、来場者には車でのアクセスをお勧めしています。無料駐車場も併設されており、安心して参加できます。
地域活性化と持続可能性の追求
このイベントの背景には、住友林業が進める淡河町での森林整備に関する地域活性化の取り組みがあります。ここでは放置竹林問題に焦点を当て、竹の利活用による地域課題の解決を目指しています。主催の住友林業が神戸市と共同で行っているこの活動は、地域の振興だけではなく、災害時の準備にも貢献しています。
エキスパートによる指導
ワークショップの講師には、株式会社ナチュラルスタイルの田渕幹敏氏が予定されています。防災士であり、山岳レスキュー協会の理事長補佐としての経験を活かし、参加者に対して実践的な知識を伝授します。
参加方法と詳細情報
イベントは事前申し込みが必要で、定員は小学生と家族6組の最大24名です。参加費は1家族500円で、4名まで対応可能です。申し込みはLINEを利用して行うため、事前に友だち登録が必要です。
参加者には昼食を持参することが推奨されており、持ち物に関しての詳細は申し込み完了後にお知らせされます。この機会に、家族での絆を深めながら、自然と触れ合うひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。
この防災キャンプは、単なる体験に留まらず、将来に向けての知識やスキルを身に付ける大事な一歩となります。楽しむだけでなく、いざという時の備えとしての実用性も兼ね備えたこのイベントに、是非参加してみてください。