業務用4Kディスプレイ新製品、24時間稼働可能でメディアプレイヤー搭載

新しい業務用4Kディスプレイが登場

TVS REGZA株式会社は、業務用ディスプレイの新製品ラインアップを発表しました。「TD-Z4シリーズ」として、4K UHD（3840×2160ピクセル）解像度を持つ5機種が展開されます。これらのディスプレイは1月下旬より順次発売され、75V型「TD-Z754」、65V型「TD-Z654」、55V型「TD-Z554」、50V型「TD-Z504」、そして43V型「TD-Z434」が含まれています。特徴的なのは、24時間連続稼働が可能であることと、内蔵されたメディアプレイヤーによって、USBメモリや内蔵メモリからの再生ができることです。これにより、ネットワークや外部機器なしでの運用が実現します。

商品の特徴

高精細4Kパネル

新しいディスプレイは、輝度500cd/m2を誇る高精細4Kパネルを採用しています。これにより、大画面でも細部までクッキリ映し出すことが可能で、フルHDの4倍の画素数を持つため、特に精細感や自然な色彩を表現します。加えて、ヘイズ値25%のノングレアパネルを使用していることで、明るい環境下でも反射を抑え、クリアな視認性を実現しています。

24時間連続稼働

業務用液晶パネルの採用により、これらのディスプレイは24時間連続稼働が可能です。駅やコンビニ、その他様々な業務シーンでも広く利用できるよう設計されています。また、焼付き防止機能も備えており、長期間の使用でもパネルの劣化を防ぎます。

内蔵4Kメディアプレイヤー

TD-Z4シリーズは、4K対応のメディアプレイヤーを内蔵しており、USBメモリや内蔵メモリに保存されたコンテンツを手軽に再生できます。「自動再生機能」も搭載しており、電源を入れると自動的にコンテンツが再生されるため、操作が不要で非常に便利です。

スタイリッシュなデザイン

ディスプレイのベゼル幅もスリムに設計されており、特にTD-Z434では上左右のベゼルが同じ幅（11.7mm）、下は11.1mmです。このため、複数のディスプレイを並べて一つの画面として使用しても美しく整列し、視覚的にも魅力的です。

豊富な入力端子

HDMIポートが2系統、DPが1系統の映像入力端子が搭載されており、さまざまな外部機器との接続が可能です。さらに、USB端子も2系統あり、ストレージやPC周辺機器を接続できます。HDMIの映像出力端子も用意されており、複数のディスプレイでデイジーチェーン接続を実現できます。

大容量キャパシタ

最後に、ディスプレイ本体には時刻保持用の大容量キャパシタが内蔵されており、電源供給が途絶えても最大7日間時刻情報を保持可能です。

このように、TVS REGZAの新しい業務用ディスプレイは、さまざまな業務シーンにおいて効率的に活用できる高い性能を持っていることが魅力です。人々の仕事をサポートし、視覚的な体験を豊かにするこの製品の普及が期待されます。