ベトナム航空とシェフ
2018-03-20 16:21:34

ベトナム航空が初のグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーを任命

ベトナム航空は、国際的な舞台でその名をさらなる高みに引き上げるために、初めてのグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーとしてシェフのルーク・グェン氏を任命しました。この発表は、訪問客にベトナムの豊かな文化を楽しんでもらうための一環であり、航空会社としてのサービスの向上に寄与することを目指しています。

任命式では、ベトナム航空の執行副社長ル・ホン・ハが、「ベトナム文化を世界に広めたい」と述べ、グェン氏の協力を得ることで、ベトナム料理の魅力を最大限に引き出す考えを示しました。「ベトナム料理は私たちの誇りであり、それを通じて外国人にベトナムを知ってもらう最初の手段となります。今後、航空機の中で提供される食事が、よりエキサイティングなものになることを期待しています」と語りました。

シェフ・ルーク・グェン氏は、「食はその国の精神や性格、価値を反映した文化の遺産」として、その重要性を強調しました。彼は、ベトナムのアイデンティティを尊重しながら、楽しんでもらえる料理を提供していくことに胸を躍らせています。

グェン氏は、1978年生まれのベトナム系オーストラリア人シェフで、オーストラリアの料理番組を通じてその名を知られています。彼の情熱と献身が評価され、料理の殿堂入りも果たしています。世界各地にレストランを展開し、数々の料理本も著作しています。彼の料理スタイルは、ベトナム料理に独自の視点を加えたもので、国際的な評価を受けています。

また、ベトナム航空は、スカイトラックスによる4スターエアライン認定を2年連続で獲得するなど、着実にその地位を向上させています。今後、5スターエアラインを目指す姿勢は、グローバル・キュイジーヌ・アンバサダーの任命によっても一層強化されるでしょう。

ベトナム航空は1995年にジョイントベンチャーとして設立され、以来、日本においても主要な航空会社の一つとして位置づけられています。現在、東京やパリ、シドニーなど29都市に就航し、日本国内にも主要都市を結ぶ路線を展開しています。特に、週最大70便の自社運航により、ベトナムと日本の間で最も便数の多い航空会社としての地位を確立しています。

シェフ・ルーク・グェン氏の任命によって、ベトナム航空は料理を通して国の文化を新たな形で発信し、国際的な舞台での存在感を一層強化することが期待されています。ベトナムの魅力をお客様に届けるこの新たな挑戦は、航空業界における重要なステップです。これからのベトナム航空の料理への取り組みやシェフの挑戦に注目が集まります。

会社情報

会社名
ベトナム航空 日本支社
住所
東京都千代田区霞が関1-4-2大同生命霞ヶ関ビル6F
電話番号
03-5157-7405

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