新たな出版モデル「OpenX MasterGuide」と「わが家の晩ごはん」が始動

新たな出版モデルの誕生

2008年10月1日、新たな出版の形を提案する株式会社デジカルが、二つの新サービス「OpenX MasterGuide（マスターガイド）」と「わが家の晩ごはん」を発表しました。これらのサービスは、現代の情報社会において質の高いコンテンツの提供を目指しています。

HubMediaの革新

「HubMedia」とは、あるテーマに特化した専門家が運営する編集されたブログやコミュニティを指します。このアプローチは、単なる情報の速さを求めるのではなく、コンテンツの質を重視することがポイントです。ブログメディアが迅速さに焦点を当てているのに対し、ハブメディアは書籍の質を活かしたウェブ化が進められています。

『OpenX MasterGuide（マスターガイド）』では、オープンソースのアドサーバー「OpenX」に関する情報や活用法を丁寧に解説しています。さらに、連載終了後にはPDF形式での出版も予定されているとのことです。これにより、質の高い情報を手軽に入手できる環境が整います。

「わが家の晩ごはん」の魅力

一方で「わが家の晩ごはん」は、毎日の晩ご飯に最適な献立を提案するサイトです。オープンと同時に、書籍「わが家の晩ごはん秋」を直販することが発表され、今後、冬、春、夏と続けて四冊の書籍を発行する計画があります。食材や季節に密着した献立提案は、忙しい家庭に寄り添う嬉しいサービスです。

新しい出版の試み

デジカルは、これらのハブメディアを通じて従来の出版業界の課題を克服することを目指しています。出版したいコンテンツも、小規模であったり、特定のニーズに着目したものであったりすることが多いですが、従来の出版流通では埋もれてしまっていました。この新しいプラットフォームによって、より多くの隠れたコンテンツが脚光を浴びることが期待されています。

未来への展望

「OpenX MasterGuide」は、今後もオープンソースソフトウェアに関する情報を継続的に提供することで、専門知識を分かりやすく伝える役割を果たします。さらに、出版物としての形態も強化し、業界に変革をもたらす可能性を秘めています。

「わが家の晩ごはん」も、家庭の日常に馴染むような質の高いコンテンツの提供を目指し、定期的に献立を更新する予定です。