青山商事がカスタマーハラスメント方針を新たに策定し従業員の安全を支援

青山商事がカスタマーハラスメント方針を策定



青山商事株式会社(広島県福山市)が、2024年8月30日付で「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定しました。これにより、同社は顧客との関係だけでなく、従業員の安全を守ることにも重点を置き、より良い働きやすい環境の構築を目指しています。

経営理念と青山マインド



青山商事は「持続的な成長を基に、生活者への小売・サービスを通じて社会へのさらなる貢献を目指す」とする経営理念を掲げています。また、「働く人のために働こう」という企業文化、青山マインドを大切にしており、全てのお客様に誠意を持って向き合う姿勢を貫いています。これらの方針は、顧客満足の向上だけでなく、従業員が心身ともに健康で安心して働ける環境を提供するための基盤を形成しています。

カスタマーハラスメントの定義



同社によると、カスタマーハラスメントとはお客様からの要求や言動が、社会通念上の常識を越えており、従業員の就業環境に影響を与える行為を指します。その中には、暴力行為や侮辱的な発言、プライバシーの侵害、過剰なサービス要求などが含まれます。特に従業員への精神的ストレスや恐怖を与える行為には、毅然とした態度で対応するとしています。

具体的な対応策



カスタマーハラスメントへの対応として、青山商事では様々な取り組みを実施しています。まず、ハラスメントの行為が確認された際には、サービスの提供を停止する場合があります。また、悪質なケースでは法律機関と連携して適切な措置を講じる方針です。さらに、被害を受けた従業員に対しては、安全確保やメンタルケアを最優先にし、相談窓口の設置なども進めています。

録音による証拠確保



カスタマーハラスメントを未然に防ぐため、顧客とのコミュニケーションを記録する場合もあるとしています。この取り組みは、実際に発生した事案に対する客観的な把握を目的としています。

顧客へのお願い



青山商事は、従業員の尊厳と人権を守りながら、顧客との良好な関係を維持することを目指しています。同社の方針が顧客への権利制限を意図するものではないことを強調し、理解と協力を求めています。

企業概要



青山商事株式会社は、1964年に設立され、資本金は625億400万円、従業員は連結で10,889名、単体で5,295名(2024年3月31日現在)を誇ります。主な事業は各種衣料品の企画・販売で、2024年3月期の売上高は連結で1,936億8700万円、単体で1,299億300万円です。今後も青山商事は、質の高いサービスを提供しながら、従業員と顧客の信頼関係を深めていく所存です。

会社情報

会社名
青山商事
住所
広島県福山市王子町1-3-5青山商事株式会社 本社ビル
電話番号
084-920-0050

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