埼玉の土屋凛さん、ミスインターナショナルクイーン日本代表に！世界大会へ向け意気込み語る

埼玉の土屋凛さん、ミスインターナショナルクイーン日本代表に輝き世界へ羽ばたく

2024年2月2日、東京・品川インターシティホールにて開催された「ミスインターナショナルクイーン2024日本大会」で、埼玉県在住のダンサー、土屋凛さん（29）がグランプリに輝き、日本代表として世界大会への出場権を獲得しました。

華やかなドレスウォーキング、健康的な水着姿、そしてダイナミックなダンスパフォーマンスと、土屋さんは持ち前の魅力を存分に見せつけました。特に、最終審査のスピーチでは、日本人とフィリピン人の両親を持つ自身の生い立ちや、人種差別、ジェンダー差別と闘ってきた経験を力強く語りました。グランプリ受賞の瞬間には、驚きと感動の涙を流しながらも、「ママ、産んでくれてありがとう！みんなの気持ちを胸に、日本代表として戦ってきます！」と力強い決意を表明しました。

審査員を務めたはるな愛さんは、「凛さん、世界大会で待っています！さらにパワーアップした姿を見せてほしい」とエールを送りました。また、大会応援団長として参加した歌手の大黒摩季さんは、セミファイナリスト全員の努力を称賛し、「個性も美しさも自分が決めること。今日の皆さんは本当に輝いていた」と感動を語りました。

本大会は、タイ・パタヤで開催される世界最大規模のトランスウーマン向けビューティーコンテスト「Miss International Queen 2024」の日本代表選考会。土屋さんは、世界の頂点を目指し、激しい戦いに挑みます。

大会はSDGsへの貢献も

大会は、『誰も置き去りにしない』というSDGsの理念を掲げ、トランスウーマンへの理解を深め、ジェンダー平等社会の実現に貢献することを目指しています。大会運営においては、再生可能エネルギーを使用し、売上の一部は令和6年能登半島地震の被災地への寄付に充てることも発表されました。

審査内容と豪華ゲスト

審査は、ドレス、水着、パフォーマンス、スピーチの4部門で行われました。セミファイナリスト10名からファイナリスト3名が選出され、最終的に土屋さんがグランプリを獲得しました。各審査では、参加者の努力と個性が光る、記憶に残るパフォーマンスが数多く披露されました。

大会には、大黒摩季さんの他、はるな愛さん、マリア・セレンさん、ダンスチームFULLCAST RAISERZなど、豪華ゲストも出演し、エンターテインメント性あふれる内容となりました。また、前年度グランプリのTOMOさんがオープニングを飾るなど、見どころ満載の大会となりました。

Miss International Queenについて

「Miss International Queen」は、タイ・パタヤのTIFFANY'S SHOWが主催する、世界最大規模のトランスウーマン向けビューティーコンテスト。40年の歴史を持つ「Miss Tiffany's Universe」を前身とし、LGBTQ+への理解促進にも貢献しています。2009年には、はるな愛さんが世界大会でグランプリを獲得し、大きな注目を集めました。