医療従事者からなるJオーケストラ、仲道郁代と米国公演を開催

Jオーケストラ、仲道郁代と共演しカーネギーホールで公演

2025年7月18日(木)、アメリカ・ニューヨークの著名なStern Auditorium/Perelman Stage at Carnegie Hallにて、医療従事者を中心に構成された100名規模のオーケストラ「Jオーケストラ」が初の海外公演を行います。この特別な公演には、日本が誇るピアニスト、仲道郁代さんが共演者として登場します。

Jオーケストラは、医師や歯科医師、薬剤師、看護師など、医療従事者で構成されています。彼らは音楽を通じて共鳴と共感を生み出し、社会貢献を目指しています。コロナ禍で抑え込まれていた音楽への情熱を解放し、観客と一体感のある演奏を提供することを目的としています。この理念のもと、実行委員長の宮坂厚弘さんを中心に、医療と音楽の融合を実現しようとしています。

公演プログラム

今回の公演では、ドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》に加えて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番《皇帝》が演奏されます。これらの作品は、クラシック音楽の中でも特に人気のあるジャンルとなっており、観客を魅了することでしょう。楽団を指揮するのは柳澤寿男氏で、仲道さんのピアノ演奏も見逃せません。

入場は無料で、未就学児も参加できるため、家族で楽しめる素晴らしい機会です。日本文化を世界で広めるために、このような貴重なイベントにお越しいただき、演奏を共有することで国際交流が促進されることを期待しています。

仲道郁代さんのプロフィール

仲道郁代さんは、日本音楽コンクールでの優勝など、数々の栄光を持つピアニストです。彼女は多くの名門オーケストラと共演してきた実績があり、音楽業界では非常に高い評価を受けています。また、彼女は『ピアニストはおもしろい』という著書もあり、音楽の魅力を広めるための活動も行っています。

実行委員長のメッセージ

宮坂厚弘実行委員長は、この公演を通じて持続可能な社会作りや、国と国との相互理解を深める大切さを語っています。ニューヨークには約38,000人の日本人が居住しており、彼らの存在がさらなる国際交流の礎となるとのことです。この公演を通じて、音楽の持つ力で人々の絆が深まることを願っています。

音楽には言葉を超えた力があります。この特別な公演にぜひご参加いただき、音楽の感動を共に体験しましょう。私たちの未来を見据えた国際的な交流の一環として、Jオーケストラの演奏を心よりお待ちしています。