川瀬巴水の美しい木版画展がGINZA SIXで開催
2025年11月、東京都中央区のGINZA SIXにて「―新版画の美― 川瀬巴水 木版画展」が開催されます。現代日本の木版画の重鎮、川瀬巴水の作品を間近に楽しめる貴重な機会です。この展示は、アートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」の一部として行われ、会期は11月13日(木)から19日(水)までの7日間。営業時間は日によって異なりますので、訪れる際はご確認をお忘れなく。特に初日と最終日は18時に閉場しますので、ゆっくりと楽しむには早めの来場がオススメです。
川瀬巴水とは?
川瀬巴水は大正時代に活躍した木版画家で、その作品群は日本の美しい風景を鮮やかに描き出しています。彼は自身の木版画に「新版画」という新たなスタイルを確立し、渡邊庄三郎と共に多くの作品を生み出しました。特に彼の作品は、旅行先での写生をもとにしたものであり、日常生活の中で感じられる情景を美しく表現しています。
手掛けた作品の中には、「銀閣寺の雪」や「赤目千手の滝」、「天草より見たる雲仙」など、古今東西の趣を感じさせる絵が含まれています。これらの作品は、巴水が描いた日本の風景への深い愛情と感受性が注ぎ込まれており、観る者の心に郷愁を誘います。
展示内容と見どころ
今回の展覧会では、版元・渡邊木版美術画舗の協力のもと、川瀬巴水の初期摺作品から厳選された25点が展示されます。これらは美術品としての価値が高く、巴水の独特の視点から切り取られた日本の景色を存分に楽しむことができます。特に、初期摺は版画作品の中でも貴重であり、その魅力を直に感じることができる貴重な機会です。
入場無料という点も魅力的で、気軽に美術館を訪れる感覚で足を運んでいただけます。来場することで、巴水が描いた世界に身を置き、日本の自然と文化の美しさを再認識することができるでしょう。
ギャラリーへのアクセス
Artglorieux GALLERY OF TOKYOは、GINZA SIXの5階に位置し、アクセスも良好。東京都心でアートに触れる素晴らしい環境が整っています。展示は美術の素晴らしさを知る良い機会であり、特にアートや日本文化、歴史に興味がある方にはぴったりのイベントです。
この展覧会を通じて、川瀬巴水の木版画作品に触れ、彼が感じた日本の風景への愛情を一緒に味わいましょう。さまざまな年代の視点で彼の作品を楽しむことができる絶好の機会をお見逃しなく!