早くも重版決定!山崎エマの新著
ドキュメンタリー監督・山崎エマさんの初著書『それでも息子を日本の小学校に通わせたい』が、2026年3月18日に発売され、即座に重版が決定しました。この本は、著者の多様な教育経験を基に、日本の公立学校の独自の教育システムに焦点を当てています。
みんなからの支持
発売間もない時期に重版が決まるとは、著者本人も驚きを隠せないようです。「たくさんの方々に読んでいただき、とても感謝しています」と山崎さんはコメント。自身の体験や多彩な視点から教育、子育て、アイデンティティの形成など、さまざまなテーマを編纂したこの本に多くの読者が共感していることが伺えます。
書籍の狙い
本書は教育や子育てに関する「正解」を示すものではありません。むしろ、著者は自身の経験を通じて、現在の日本の小学校教育が持つ特徴や、それが子どもたちの成長に与える影響について見つめ直しています。すべての読者が、自らの子ども時代を振り返るきっかけとなるような内容です。
日本の教育システムとは
著者の言葉を借りると、「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には日本の子どもは『日本人』になっている」とのこと。この触れ込みは、彼女の監督したドキュメンタリー『小学校〜それは小さな社会〜』の根幹を表しており、日本の小学校が持つ特殊な社会性を論じています。
山崎さんは大阪の公立小学校に通いながら、6歳でイギリスの学校に通った独自のバックグラウンドを持つため、異文化の教育を比較する上で非常に興味深い視点を提供します。家族の影響で受けたバイリンガル教育により、彼女の教育観は多様性に富み、また日本社会への考察は非常に深いものがあります。
アイデンティティとの闘い
渡米後、アメリカでの生活は著者にとって新たな挑戦を意味しました。「外国人」としてのアイデンティティ・クライシスに対処しながら、彼女は「日本的な部分を自分の武器にする」ことに成功していきます。これは今の時代における強みともいえるでしょう。
各章の概要
この本には多様な教育環境を通じての学びや苦悩、理想と現実の狭間で感じたことが綴られています。例えば、大阪の公立小学校での「みんなと同じ」を求められる中で、日本の文化や教育システムに徐々になじんでいく過程や、アメリカのインターナショナルスクールでの経験を通じて「自分」を問われ続けた日々など、多くのストーリーが描かれています。
そして、最後に日本の公立小学校をテーマにした長編ドキュメンタリーに至るまでの道筋は、彼女自身の体験と葛藤の結晶として表現されています。
教育の可能性
「それでも息子を日本の小学校に通わせたい」という著者の思いは、単なる感情論ではありません。日本の小学校には、教師と生徒が共に学び合い、成長するための非常にユニークな仕組みがあることを伝えています。この本を通して、彼女は教育が持つ可能性を探求し、読者に新たな視点と理解をもたらすことでしょう。
発売情報
書籍は新潮社から新版として発行され、定価は990円(税込み)。ISBN番号は978-4-10-611117-4です。