全国に拡大するストレスケアの輪
2025年7月1日、愛知県名古屋市を拠点とする一般社団法人日本ストレスリーディングケア協会(JSRA)が、ストレスケア専門講師の拠点を5つから21へと大幅に拡大します。この新たな展開により、『セルフストレスリーディングケアリスト講座』と『マタニティペアアロマ講座』が全国どこでも受講可能になります。この取り組みは、ストレスケアの重要性を地域に広め、心身の健康をサポートするものです。
社会問題としてのメンタルヘルス
近年の日本では、メンタルヘルスの問題が深刻化しています。うつ病や不安障害の有病率が上昇しており、特に妊産婦においては、自死が主な死因として挙げられています。こうした背景に対抗するため、JSRAは全国各地において心身ストレスのケアを行う専門家の育成とその活動を推進することを決定しました。講師は頑健な資格を持ち、地域社会で女性や家庭、働く人々を支える活動を行います。
提供される講座の概要
新たに開講される講座は次の2つです:
セルフストレスリーディングケアリスト講座
- - 目的:自分自身とその家族のストレスを理解し、効果的なセルフケア手法を学ぶこと。
- - 形式:初級と中級の座学、及び実技を組み合わせたオンラインと対面方式での受講が可能。
- - 全体時間:7.5時間。
- - 受講方法:こちらをクリック で詳細をご確認ください。
この講座は一般向けに設計され、ストレスに振り回されない生活を実現するための第一歩を促します。
マタニティペアアロマ講座
- - 対象:妊娠中の方とそのパートナー。
- - 目的:タッチケアを通じて家族の絆を深め、産後のストレスを予防する手法を学ぶ。
- - 形式:対面形式の1DAYコース(2時間)、テキストとオイル代含む。
- - 受講方法:こちらをクリック で詳細をご確認ください。
この講座は母子の健康を支え、ストレスが軽減される環境を提供します。
地域別の講師拠点と今後の予定
現在、ストレスケア講師は以下21地域に配置されています:北海道、宮城(塩竈・仙台)、茨城、群馬、東京(江東・練馬・表参道)、神奈川、静岡、愛知(名古屋・知多・豊橋・あま)、大阪(門真・豊能)、兵庫、岡山、広島、福岡。これらの地域での講座を通じて、JSRAはストレスケアを文化として地域に根づかせることを目指しています。
結論
働き世代や子育て世代におけるストレス問題は深刻であり、今後の社会課題として注視する必要があります。JSRAは、ストレスケアを“文化”として根付かせ、ストレスリテラシーの向上を図り、より健康的な社会を構築する取り組みを続けていきます。公式サイトでは各講座の詳細情報が得られますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
一般社団法人 日本ストレスリーディングケア協会公式サイト