iUの研究所B LabがB Lab Taiwanを開設
情報経営イノベーション専門職大学(iU)の研究所「B Lab」が、台湾の国立成功大学計画設計学部(ICID)との間で覚書を交わし、新しい拠点として「B Lab Taiwan」を設立しました。この新たな教育モデルは、地域社会と共に歩む学びをテーマに据えています。
B Lab Taiwanの目的
B Lab Taiwanは、大学と地域が共創し合う新しい教育モデルの実現を目指しています。具体的には、共同ワークショップや教員による招待講演、さらには学術的な研究プロジェクトを通じて、学生だけでなく地域住民も対象とした開かれた学びの場を提供します。このアプローチにより、教育の中で創造性と実践性を同時に促進する新たな枠組みを提示し、台湾のクリエイティブ産業や学術探究の進展に寄与することが期待されています。
Chia-Han Yang教授のメッセージ
B Lab Taiwanの初代オーガナイザーとして任命されたチアハン・ヤン教授は、ICIDの持つ工業デザインにルーツを持ちながら、デザインの枠を超えて産業企画や企業イノベーションなど幅広い領域に焦点を当てていることを強調しています。教授は、B Labとの連携により新たな可能性を開く未来を創出していくことを期待しています。
B Labの特徴
「B Lab」は、「Beyond, Borderless, Breakthrough」の頭文字を取った名称で、研究所のやり方を大きく変えています。世界中の大学や地域、そして人々を繋ぎ、新しい技術やサービス、コンテンツ、ビジネスの創出を目指す参加型プラットフォームとして機能します。テクノロジーの開発や社会課題の解決に貢献し、みんなが「研究者」として関わる場を提供します。
未来の社会をともに構築
B Labの活動に参加することで、誰もがアイディアを生み出し、技術や資源を共有して、より良い社会を築くことができる。お父さんやお母さん、そして子どもたちも「終身研究者」として共に学び、挑戦し、未来を創造します。この共創の場が且つてないほどの活力を地域にもたらし、新たな価値を見出すきっかけとなるでしょう。
B LabとICIDのコラボレーション
ICIDとの協力によるワークショップや研究は、学生や地域住民だけでなく、広く社会に貢献することを目的としています。これにより、教育現場に新たな息吹をもたらし、台湾のクリエイティブ産業の成長を促進するでしょう。
まとめ
B Lab Taiwanの設立は、教育における新しいアプローチを提示し、地域社会との連携を深めるものです。新しい教育の形が、台湾の未来を切り拓く鍵となることを期待しています。