フランスベッドが環境に配慮した新しいベッドフレームを発表

新たな環境配慮型ベッドフレーム「エココンフォートベッドテレス」

フランスベッド株式会社は、2025年4月1日から新しいベッドフレーム「エココンフォートベッドテレス」を販売開始します。この製品は、環境保護と快適な睡眠を両立させるために設計されており、アブラヤシの廃材を利用した再生木質ボード「PALM LOOP®ボード」を採用しています。この取り組みは、CO2排出の削減を目的としており、再生可能な資源の活用に力を入れています。

環境への配慮

「PALM LOOP®ボード」を使用することにより、廃棄されるアブラヤシ廃材を再利用し、廃材から発生する温室効果ガスの削減に貢献します。このボードの採用を通じて、フランスベッドは2030年までに約50%のベッドフレームにこの技術を導入する計画を掲げており、すでに約10%の製品に実装しています。

環境に配慮した製品開発を進めるフランスベッドに対し、期待が高まっています。具体的には、アブラヤシの廃材を放置しておくことが問題視されており、その腐敗過程で発生するメタンガスはCO2の約25倍の温暖化効果を持つとされています。この問題を解決するために「PALM LOOP®ボード」が生まれました。

安全性に配慮した水性塗料の使用

さらに、テレスは国が定める安全基準を満たした水性塗料を使用しています。この水性塗料は、油性塗料と比べて有害物質の排出を抑えるため、室内の空気環境を改善し、子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。オフィスや自宅など多様な環境で利用できる設計です。

デザイン性も豊かに

デザインのバリエーションも豊富で、ウォールナットやナチュラルの木目を生かした2色と、個性豊かな10色が用意されています。これにより、寝室はもちろん、インテリアとしても楽しむことができるでしょう。

フランスベッドの取り組み

フランスベッドの「エココンフォート」理念は、製品の開発過程においてサステナブル素材の使用を重視し、使用後のリサイクルも考慮に入れています。これは、環境問題への対応だけでなく、社会全体の責務として捉えており、企業活動を一層積極的に進める姿勢が評価されています。

今後、フランスベッドは高付加価値の商品やサービスを提供するだけでなく、環境に配慮した企業の模範として活動し、「豊かさとやさしさ」を兼ね備えた生活の実現に貢献していく計画です。