Nasu 661 WINE HILLSとは
那須町の自然豊かなエリアに位置する「Nasu 661 WINE HILLS」は、2022年にオープンした新しいスタイルのワイナリーです。特に注目すべきは、創業100周年を迎える2026年に、新たな果実酒のスタイルを提案することでしょう。従来の正式なワイナリーのイメージを覆す「ワイン=ブドウ」という常識を超え、ブルーベリーやその他の多彩な果物を用いた斬新な体験を提供します。
かつての水害からの再生
Nasu 661は、1998年の那須水害により全滅した農園から始まる物語を持っています。この悲劇的な出来事からブルーベリーの新芽が芽吹き、地元産の果実を用いたフルーツワイン「岩座」が生まれました。このように、同社は再生の象徴としてブルーベリーの生育に注力しており、果実の持つ無限の可能性を追求しています。
里山と共に広がる果樹園
Nasu 661の敷地面積は約91ヘクタール。ここではブルーベリーだけでなく、ブドウ、ジューンベリー、ブラックベリー、マルベリー、梅などが栽培されています。井戸水は那須御用邸と同じ地下水源が使用されており、地域密着型の取り組みがなされています。また、耕作放棄地や別荘跡地のリサイクルを選択し、自然の景観を保つ努力もされています。
新しい楽しみ方の提供
Nasu 661は、果樹園や醸造施設だけでなく、近隣の里山を散策するコースも公開しています。この散策コースは、来訪者が自然との触れ合いを楽しみながら果実酒の新しい楽しみを体験できる機会を提供します。11月8日には取材会が予定されており、メディア関係者もこの新たな試みを体感できる機会となります。
創業100周年を祝う特別な銘柄
2026年には、創業100周年を記念した長期木樽熟成の特別な銘柄が発表されます。これらは3つのタイプで、各々が独自の風味を持っています。中でも、「神座」は特別な100周年記念ボトルとして730mlで22,000円の価値を持ちます。他にも「岩座」や「梅座」などのお求めやすい価格のものも用意されています。
地域と環境への貢献
同社は、栃木県の荒廃農地を再生することで地域に貢献することを目指しています。果実酒の生産は農地に新たな価値を見出す選択肢とされ、持続可能な農業の一環として位置付けられています。また、気候変動に対しても一つの作物に依存せず、多様な果実を使用する方針が採用されています。
代表者の思い
代表取締役の室井秀貴氏は、「私たちが提供する果実酒は、ブドウにとらわれず、地域の恵みを最大限に活用したものです。那須の自然がもたらす「気」を感じてもらいたい」と語っています。彼の情熱と、地域農業を支える意義がここに凝縮されているのです。
Nasu 661 WINE HILLSの訪問情報
- - 営業時間: 10:00~17:00(年中無休)
- - ランチメニュー: 薪焼きソーセージグリルやブルーベリースムージーなどの地元の食材を使った料理が楽しめます。
- - 所在地: 栃木県那須郡那須町高久丙4515-13
- - アクセス: 東北自動車道那須ICから車で約10分、JR那須塩原駅からは車で約30分。
Nasu 661 WINE HILLSは、新しい果実酒体験と地域の持続可能性に真剣に取り組んでいる魅力的なスポットです。訪れることで、那須の自然と共に歩む新たな楽しみ方が発見できることでしょう。