地域創生に向けた新たな挑戦
福岡県東峰村がNTT西日本株式会社九州支店と共に進める地域創生プロジェクトが、JTUG主催の「Open Data Battle2025」で注目を浴びています。この取り組みは、地域の魅力をデータで可視化し、新たな価値を創出することを目的としています。2025年12月22日には、ファイナリストとして最終プレゼンテーションが行われ、「自然と文化の融合を極めたストーリーテリング賞」を受賞しました。
プロジェクトの背景
この事業は、2023年1月に東峰村とNTT西日本が締結した「まちづくりや住民サービスに関するICT連携協定」を基にしています。村が抱える課題や未来ビジョンをデータから再発見し、地域の活性化を目的としたものです。このようなデータ中心のアプローチは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として評価されています。
Open Data Battle2025とは?
本コンテストは、オープンデータを利用し、地域の魅力を引き出すことを目指しています。2025年度のテーマは「あなたの地元」で、参加者は地域の歴史、文化、産業などを魅力的にアピールします。これにより、地域の潜在能力を最大限に引き出すことが期待されています。
受賞のポイント
今回の受賞は、地域データを統合的に活用して「村の日常に潜む潜在的な魅力」を描き出したことが大きな要因です。審査員からは、地域と協力して形成されたデータストーリーの信頼性と実装力が高く評価されました。活用されたデータの具体例としては、地域通貨データ、観光入込・人流データ、東峰村観光HPアクセスログデータがあります。これにより、地方の魅力を新たな視点で発信することが可能になりました。
今後の取り組み
東峰村とNTT西日本は、地域創生Coデザイン研究所との協力のもと、住民や地元事業者への地域データのオープン化を進めています。これにより、さらなるデータ利活用が期待され、地域の課題解決や活性化が進む見込みです。また、EBPM(エビデンスに基づく政策形成)の促進にも力を入れていくことで、持続可能な地域社会の実現を目指します。
このように、東峰村の挑戦は地域活性化に向けた新しい絆を生み出しており、その先進的な取り組みが他地域へのモデルケースとなることが期待されます。