サステナブルなリメイクファッション『SREU surplus』発表

リメイクファッションの新たな潮流を引き起こす『SREU（スリュー）』が、新しいライン『SREU surplus（スリューサープラス）』をスタートしました。このブランドは、サステナブルなプロダクトを目指して2019年に前身ブランドからリブランディングを行い、古着のリメイクと一点物の既製服を结合させたコンセプトとして知られています。

『SREU』では、古着やリサイクル素材を主に使用しており、その使用率は2021年秋冬シーズンで70％に達しています。さらに2023年春夏シーズンまでにその数字を100％に引き上げることを目指しています。具体的には、これまでのリメイク素材に加えて、余剰古着の活用を進め、その結果として生まれる新しいデザインを提案する新ラインを立ち上げました。

『SREU surplus』の登場背景には、長年のブランド活動の中でどうしても使用できない古着が残ってきたことがあります。それらの素材を無駄にすることなく、少ないデザインに加工し、低価格で提供することを目指すのがこの新ラインの核心です。

2021年春夏コレクションでは、古着にシャーリングを施した新しいシルエットのTシャツを提案しています。これには、定番のホワイト、ブラック、グレーの他にも、多彩なボディカラーを持つアソート商品も含まれています。一般的なリメイク商品と異なるのは、その手がける全てが余剰資材から生まれたものであり、これまでの古着リメイクとは新たな試みを感じさせます。

具体的な商品ラインナップは、シャーリングTレギュラー（価格¥7,700税込）およびシャーリングTアソート（価格¥6,050税込）となっており、S、M、Lのサイズ展開があります。販売される店舗には、TATRAS CONCEPT STOREやJOURNAL STANDARDの各店舗、さらには韓国のECRUや香港のHarvey Nicholsなど、国際的にも広がりを見せています。

このように、SREUは環境への配慮を基盤にしつつ、リメイクファッションの新しいスタイルを提案することで、より多くのファッション愛好者にサステナブルな選択肢を提供しています。今後もこのブランドの動きから目が離せません。リメイクファッションに興味のある方やサステナブルな魅力を求める方々に、SREUの新たな挑戦をぜひ実際に感じていただきたいです。