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丹波市立「農（みのり）の学校」が第8期生の募集を開始！

兵庫県丹波市で運営されている全日制有機農業学校「農（みのり）の学校」が新たな第8期生の募集を開始しました。今年度のテーマは「自産自消のできる社会をつくる」です。全国初の公設民営で開校したこの学校では、有機農業に関する多角的な知識と実践を学ぶことができます。

学校の基本情報

「農（みのり）の学校」は、農業ソーシャルベンチャー「マイファーム」が指定管理者として運営し、最初に設立されたのが2019年春です。丹波市は古くから有機農業の盛んな地域であり、その特性を活かした教育プログラムが特徴です。講師陣は全国で活躍する有機農業の専門家で、農業技術から経営学まで幅広く学ぶことができます。

特に授業の約70%を占める農場実習では、未経験者でも季節に合わせた農作業を体験し、実践的に学ぶことができます。また、地域の農家から特産品の栽培法を学ぶ「マスター農家研修」や、地域産業を視察する「地域のなりわい講座」も行い、新規就農希望者をサポートします。

カリキュラムの特色

この学校では、開校以来培った有機農業の知見に基づき、次世代のカリキュラムを展開しています。「みどりの食料システム戦略」にも沿った内容で、理論と実践をバランスよく学べるよう工夫されています。

1. 有機農業の原理原則の理解

近年の異常気象や害虫の増加に伴い、農業の環境は厳しさを増しています。本校では有機農法を基盤に、野菜の耐久力や病害虫への抵抗力を強化するための環境作りについて学びます。通じて、気候変動への適応力を養うことができます。

2. 現場での学び

農業を支える現役の農家が講師として指導し、リアルな業界の知識を得ることができます。在学中から地域農家や卒業生とネットワークを築くことで、卒業後の就農を実現する可能性が高まります。

3. 地域資源を活用した学び

黒牛や乳牛の廃棄物を活用した堆肥作りや、地域の森林資源を活かした農業技術についても学びます。地域の特性に応じた持続可能な農業の形を探求し、複合経営の事例も視察します。

4. 有機JAS規格の実践

校内の農場は有機JAS認証を取得しており、日々の作業を通じて実践的な学びが得られます。有機農業の市場動向や流通の知識についても講義がなされ、対応力が飛躍的に向上します。

募集概要

2026年4月から始まる第8期生の募集要項は以下の通りです。応募を希望する方は必見です。

• - 開講期間 : 2026年4月～2027年3月（全日制、1年間）
• - 総受講時間 : 1,618時間（週5日）
• - 定員 : 20名
• - 入学要件 : 18歳以上、高校卒業程度の学力が必要
• - 費用 : 受講料670,000円（税込）
• - 出願期間 : 2025年7月1日～2026年3月9日

入学者には在学中の家賃助成や移住サポートも提供されます。また、「就農準備資金」の認定研修機関でもあるので、政府からの支援も受けられます。

お問い合わせ

「農（みのり）の学校」は未来の農業を担う人材を求めています。興味のある方は公式WebサイトやSNSを通じて情報をチェックし、問い合わせも歓迎します。新たな農業の形に興味がある方にとって、非常に有意義な学びの場です。

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