ハーバード流の人材育成プログラム、タナベコンサルが提供開始

ハーバード流の人材育成プログラム、タナベコンサルティングが提供開始

タナベコンサルティングとGlobal Academyの提携

日本の経営理論と実務を有している株式会社タナベコンサルティングが、著名な教育者である竹内弘高氏が関与するGlobal Academy株式会社と手を組み、新しいオンラインプログラム「グローバル人材認定プログラム by Prof. Hiro Takeuchi」を開始しました。このプログラムの目的は、企業が国際市場で成功するために必要なグローバルな視点を持つ人材を育成することです。

パートナーシップの背景

現在、世界のさまざまな地域でビジネスを展開する企業が増えている中、単に語学力があるだけでは不十分です。本プログラムでは、現地の文化や市場の理解が求められます。いわゆる「グローバル人材」とは、異なるバックグラウンドを持つ人々と効果的にコミュニケーションをとれる能力を備えた人を指します。そのため、既存社員のスキルを向上させる必要があります。特に中堅企業はリソースが限られているため、効率良く人材を育てることが生存戦略の鍵を握ります。

タナベコンサルティングは創業68年の歴史を持つ中で、全国の企業に対して深く寄り添った支援を行ってきました。一方で、Global Academyは世界基準の人材育成に特化した会社です。この二社の連携により、理論的な知識と実務経験を融合させたプログラムの提供が可能になりました。

「グローバル人材認定プログラム」の概要

「グローバル人材認定プログラム」は、竹内弘高氏自身が監修・出演する魅力的なオンライン学習プログラムです。このプログラムは、いつでもどこでもアクセスできることが特長で、受講者は世界で活躍する様々なプロフェッショナルから学びます。講義では、実践的な体験談とMBA特有のフレームワークを組み合わせ、高度なソフトスキルや感情知能（EQ）の向上を目指す内容となっています。

プログラムは段階的な構成で、初級の3級から始まり、2級、最難関の1級へと進むことができます。学ぶ内容には多文化理解、リーダーシップ、戦略的思考、コミュニケーションスキルが含まれ、ケーススタディやクイズ、課題提出を通じて実践的な学びが提供されます。また、1級修了後には認定試験が実施され、合格者には「グローバル人材認定証」が授与される仕組みがあります。認定者には、特別なセミナーや交流会に参加できる機会も提供されます。

カリキュラムの詳細

プログラムの教育内容は以下のような特徴を持っています。

1. 戦略的思考を養う：世界的な経営学者の理論を基に実践的な戦略構築を学ぶ。
2. 多文化理解：異なる文化や価値観を理解し、柔軟な感性を養う。
3. グローバルリーダーシップ：自分らしさを基に他を導く力を身につける。
4. コミュニケーション力の向上：伝わる表現を学び、実践的なスキルを習得する。

今後の予定

このプログラムに関する詳しい情報は、タナベコンサルティングの公式ウェブサイトで確認できます。さらに、同社が運営するYouTubeチャンネルやメディア『TCG REVIEW』では、竹内弘高氏とタナベコンサルティング代表の若松孝彦氏の対談動画や記事が近日中に公開される予定です。また、9月17日（水）には竹内氏をゲスト講師に招いた無料ウェビナー「グローバル人材育成フォーラム」も開催が予定されています。

企業情報

タナベコンサルティングは1957年に設立され、東京証券取引所プライム市場に上場している日本の経営コンサルティングの先駆者です。企業の繁栄に寄与することを理念に掲げ、国内外の中堅企業に対して多岐にわたる支援を行っています。タナベコンサルティンググループは現在、900名以上の専門家を抱え、3,000社以上の企業に対して経営戦略の策定やオペレーションの実装を行ってきました。

タナベコンサルティングとGlobal Academyのタッグによる「グローバル人材認定プログラム」は、企業が持続可能な成長を遂げるための重要な一歩となるでしょう。