ブランドUSAが主導するジャパン・セールス・ミッション2026
2026年7月23日と24日、東京ではアメリカの観光振興を目的とした「ジャパン・セールス・ミッション」が開催され、過去最大の規模となる36団体から48名の代表者が参加しました。アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランドUSAが毎年実施するこのイベントは、国内の旅行業界関係者との商談やセミナーを通じて、日本市場の魅力をさらに広げることを目的としています。
参加者の増加とイベントの内容
今年のセールス・ミッションには、昨年の28団体から大幅に上昇し、10もの新しい組織が登場することとなりました。これは、日本市場に対してのアメリカの強い関心を示す一例です。また、商談は800件以上が行われ、旅行業界向けの研修セミナーも実施されました。
イベントの開催前には、韓国・ソウルでも同様のプログラムが実施され、東京での集会後には大阪でも旅行会社を対象としたイベントが開催されました。
グローバル・エントリー制度
このセールス・ミッション中には、米国の税関・国境警備局(CBP)との協力により、「グローバル・エントリー」プログラムの面接が行われました。このプログラムは、旅行者が出入国手続きを迅速化するものであり、日本在住の条件付き承認を受けた申請者が参加できるというものです。これにより、訪米旅行者のスムーズな渡航体験を促進する試みが行われています。
日本からアメリカへの旅行市場の成長
2025年には日本からアメリカへの訪問者数が約200万人に達し、海外市場では第3位の位置を占める見込みです。これはアメリカを訪れる海外旅行者全体の約4.7%を占めており、レジャー旅行とビジネス旅行ともに増加を見せています。特に、日本人旅行者による米国内での消費額も63億米ドルに達すると予想されており、アメリカにとって重要な市場であることを示しています。
日本とアメリカ間の航空便も増便が予定されており、2026年には新たに35路線が運航される見込みです。これにより、カリフォルニア州やフロリダ州など、人気の旅行先へのアクセスがさらに便利になるでしょう。
ブランドUSAの役割と今後の展望
ブラントUSAはアメリカの観光市場を促進するために設立され、海外からの旅行者を誘致する活動を続けています。これまでに13年間のパートナーシップの中で1300万人の旅行者増加と、381億ドルもの経済効果を生み出しました。フレッド・ディクソンCEOは「日本市場は力強く成長しており、今後さらなる訪米旅行需要の創出に取り組んでいく」とのコメントを出しています。
このように、ジャパン・セールス・ミッションは単なる商談の場に留まらず、アメリカと日本の観光協力の架け橋となる重要なイベントとして位置づけられています。これからもこの取り組みを通して、両国の旅行業界がさらなる関係強化を図っていくことが期待されます。