商品の進化にファンの声を反映、アンバサダー活動の成果とは

プレステージアス株式会社のアンバサダープログラムについて

神奈川県大和市に本社を構えるプレステージアス株式会社は、2025年から新たに導入したアンバサダープログラムを通じて、ファンの声を商品開発に活かす取り組みを進めています。このプログラムは特に子育て中のママを対象にしており、彼女たちの視点からの貴重な意見を反映させることを目的としています。運営はSNS投稿やLINEオープンチャットを通じて行われ、計10名のアンバサダーが参加しているのです。

アンバサダープログラムの概要

プログラムは2025年6月29日からスタートし、2025年12月31日までの期間で行われます。期間中、アンバサダーたちは月に数回の交流会に参加し、自らが使用する商品に関する率直な声を届けています。このようにリアルなユーザーのフィードバックを集めることが、商品改良の大きな助けとなっています。

改善された商品の具体例

アンバサダーたちからの意見を基に、プレステージアスでは「ミニマザーズリュック」の改良を実施しました。2025年10月24日にはリニューアルされた製品が発売予定で、いくつかのポイントで改善が行われています。

1. フロントポケットをダブルファスナーへ変更
2. ショルダー部上にDカンを2個追加
3. ショルダー紐の長さを10cm短縮し、見た目をすっきり
4. ショルダー紐の厚さを増し、丈夫で滑りにくい素材に変更
5. 調整バックルに滑り止め機能を追加
6. バックルの位置を変更し、使い勝手を向上

これらの改善は、アンバサダーたちからの具体的な意見が直接反映されたものです。たとえば、一部のメンバーは「ベビーカーに取り付けると、肩紐が長くて引っかかってしまったことがある」という具体的な使用感を語っており、この意見を受けて肩紐の調整機能を強化することに決定しました。

今後の展望

プレステージアスは今後も新商品開発に取り組み、アンバサダーから得た意見を基に「もっとこうだったらいいのに」といったニーズに応える商品を作っていく方針です。たとえば、具体的なライフスタイルに基づく希望に応えるための機能を持ったマザーズバッグの開発が進められる予定です。

このプログラムによって、単に製品を提供するだけでなく、顧客との対話を重視し、共に歩むブランドへと進化していくことが狙いです。プレステージアスは「売り手と買い手」といった関係を超え、共創を通じて更なる製品の改善とお客様満足度の向上を目指しています。