法人カード利用明細の新たな連携が開始
三井住友トラストクラブ株式会社が発行するダイナースクラブカードおよびTRUST CLUBカードでは、新たにJTBグループの経費データ連携プラットフォーム「ビズバンスJTB経費データ連携」への連携を行うことが発表されました。2025年3月18日よりスタートするこの取り組みは、法人カードを利用する企業に対し、明細情報の一括管理を可能にし、経費精算の業務効率化を図るものとなっています。
この新しいシステムを導入した法人は、お申し込みを通じてダイナースクラブおよびTRUST CLUBカードの利用明細情報を、ワークフローや経費精算システムでスムーズに確認できるようになります。これによって、手動での入力作業が不要になるため、経費精算にかかる手間が大幅に削減されることが期待されています。
ビズバンスJTB経費データ連携の概要
「ビズバンスJTB経費データ連携」は、JTB-CWTが提供するクラウド型の経費データ連携プラットフォームです。2025年3月までは300社以上の導入実績があり、経費精算だけでなく出張手配に必要なデータを中継することができます。これにより経費の可視化が実現し、不正の防止やコスト削減にも寄与します。様々なワークフロー・経費精算システムとの連携も進んでおり、企業の業務効率化を後押ししています。
ダイナースクラブ・TRUST CLUBカードとデータ連携
導入企業がダイナースクラブまたはTRUST CLUBカードを利用した場合、その明細情報が自動で「ビズバンスJTB経費データ連携」に集約され、各社の経費精算システムに連携されます。このプロセスにより、経費精算がより迅速かつ正確に行われることになります。
加えて、JTB-CWT以外の経費精算システムでも法人カード利用データを直接連携可能となります。これには、入力作業やアップロードが不要であり、経費申請漏れや処理の遅れを防ぐための機能が備わっています。
提供される法人カードサービス
三井住友トラストクラブは、Mastercardとダイナースクラブという二つの国際ブランドを持つ法人カードサービスを提供しています。このカードは、さまざまな業務での利用に対応しており、特にビジネスにおいて決済を効率化する力があります。
特に注目されるのは、信頼性の高い「TRUST CLUB コーポレートカード(Mastercard)」です。世界210の国や地域に手を伸ばし、ビジネスの決済をスマートかつ迅速に行います。また、ダイナースクラブ コーポレートカードでは、希望者向けにコンパニオンカードの発行も行っており、同一の利用代金で経費を一元管理することができます。
さらに、法人向けのパーチャシングシステム(CPS)では、カードレスの決済機能を提供しており、高額利用に対する柔軟性をもたらしています。導入には通常、手数料や年会費はかからず、経費管理の一元化を実現します。
法人向けオンラインサービスのご案内
今回の新しい連携に加え、法人向け管理者サービス「コーポレート クラブ・オンライン(C-COL)」の提供もされています。このサービスを利用することで、効率的な管理体制を構築することが可能です。
お問い合わせ先
この法人カード連携についての詳細やサービスに関するお問い合せは、三井住友トラストクラブの広報室までご連絡ください。電話番号は03-6770-2630です。
ダイナースクラブの公式YouTubeチャンネルやウェブサイトもぜひご覧いただき、新たなサービスの情報をチェックしてください。