東海大学で開催されたAI講座が学生に新たな視点を提供

AI時代に求められる人材育成講座が東海大学で開催

2024年9月17日、東海大学において、全学部の学生を対象にした特別なAI講座が行われました。この講座は、アンドドット株式会社の主催により「AI時代に求められる人材とは。就職活動に役立つAI知識」というテーマで進行され、企業が求めるAI人材の理解と、それをキャリア形成にどう活かすかを探求するものでした。

講座の目的と内容

本講座の主な目的は、学生が企業のニーズに応じたAIスキルを理解し、実際の就職活動やキャリアプランに活かすことです。アンドドットが定めた3つの主要なスキル、『AIリテラシー』、『AIクリエイティビティ』、そして『AIプロンプトデザイン』を基盤に、AIの時代においてどのようなスキルが求められるのか、また業界がどのように変化しているのかを具体的に解説しました。

AI技術のリテラシー向上へ向けた一歩

講座の後、東海大学では学生のAIに関する知識をさらに深めるために、一般社団法人生成AI活用普及協会（GUGA）が提供する「生成AIパスポート」の受験も推奨されています。このパスポート取得により、AIを安全かつ効果的に活用するための必要な知識と技術が習得可能です。特に、生成AIにおけるリスク管理や法的問題についての理解は、今後の就職活動や業務遂行において大きなアドバンテージになるでしょう。

学生の声

今回の講座を受講した学生たちからは、以下のような感想が寄せられました。

- 「生成AIの得意不得意や、精度を上げる方法について学び、AIと共存するために必要な技術を理解できた」
- 「企業が求めているAIに関する具体的な知識や技術を学び、特にGPTの活用方法について知識が深まった」
- 「AIの現在の立ち位置や使用方法について分かりやすく説明され、AIの時代で人が必要ないという考えを改める機会となった」

これらのコメントからも、学生たちが自身のキャリアに対する視点を広げたことが伺えます。

アンドドット株式会社の茨木代表からのメッセージ

アンドドット株式会社の代表取締役である茨木雄太氏は、「学生によるAI活用の頻度は非常に高い」とコメントし、新しい技術に対する抵抗感が少ないことがその理由であると語りました。また、学生たちのAIに対する理解を深めることができたのは非常に嬉しいとのこと。講座の内容が次世代のキャリア形成に役立つことを期待しています。