業界初の試み！高速道路法面活用の太陽光発電所が運転開始

業界初の太陽光発電所が運転開始！

最近、兵庫県の福崎町において、高速道路の法面を活用した業界初の太陽光発電所が運転を開始しました。この発電所は、中国縦貫自動車道の下り線に設置されており、約5,800平方メートルの面積にパナソニック製の太陽光パネルが約2,000枚取り付けられています。年間の発電量は約55万kWhに達し、地域に新たなエネルギー供給の可能性をもたらしています。

このプロジェクトは、株式会社森口園芸土木が手掛けており、同社は兵庫県宝塚市を本拠とする企業で、昭和25年に設立されました。長年にわたり緑化事業やエネルギー事業を展開し、「自然と調和した美しい日本を造る」という理念のもと、持続可能な社会づくりに貢献してきました。

発電所の詳細情報

福崎町太陽光発電所の運転開始は2015年7月13日で、これにより同社は兵庫県内での太陽光発電事業をさらに拡大させることができました。発電出力は約0.5MWで、敷地面積も広いため、今後の発電量の増加にも期待がかかります。

この発電所は、自然環境への影響を最小限に抑えつつ、エネルギーの地産地消を推進する重要な設備です。特に、高速道路の法面という公共の空間を有効活用することで、発電所の設置が難しい地域や限られた土地資源を有効に利用することが可能となりました。地域におけるエネルギーシフトの一環として、今後も多くの同様のプロジェクトが期待されます。