四街道市が障がい者向けの福祉避難所を設置する協定を締結
四街道市は、令和6年9月9日、災害時における指定福祉避難所の設置運営に関する協定を締結しました。この協定は、障がいのある方や要配慮者が一般の避難所での生活に困難を抱えることを受けて、社会福祉法人2法人、3施設との連携によって実現したものです。この取組は市として初めてのものであり、地域住民にとって大きな意義を持ちます。
協定締結の内容
協定を締結した福祉法人は以下の通りです。
- 理事長:川﨑 鉄男
- 提供する施設:
- 障害者支援施設 永幸苑
- 障害者支援施設 ピクシーフォレスト
- 理事長:金室 修平
- 提供する施設:
- 生活介護 はちみつ
経済的支援と受け入れ体制の強化
市は、この協定に基づき、指定福祉避難所の受け入れに必要な防災資器材の購入費用に対して補助金を交付する計画です。これにより、障がい者向けの受け入れ体制を強化し、より安心して暮らせる環境を整えていく方針です。
市長のメッセージ
協定締結に際し、市長の鈴木 陽介は以下のようにコメントしました。「一般の避難所で生活を送ることが困難な障がいのある方々を受け入れられることに対し、翠昂会様、よつかいどう福祉会様と市が連携できることは、災害時の安心を提供するだけでなく、普段からの保障にもつながります。また、これを契機に、市内の防災意識や共助の精神が広がることを期待しています。」
今後のスケジュール
この協定に基づく取り組みについての詳細は、令和6年10月23日(水)の11時から11時30分に市役所3階特別会議室で案内されます。この場で具体的な計画や次のステップが発表される予定です。
まとめ
四街道市が進める指定福祉避難所の設置は、地域の防災対策を一層強化する重要なステップです。障がい者が安心して暮らせる社会の実現に向けて、今後の動きに注目です。