日本企業の海外展開支援に特化したスパイダー・エージェントの新講座開講

日本企業のための新しい海外展開講座

日本企業が海外市場へ進出する際に直面する困難は多岐に渡ります。特にアジア市場に関しては、競争が激化しており、企業は効果的な戦略を模索しています。そんな中、スパイダー・エージェントが新たに開講した「アジアで売るための事業計画策定講座」に注目が集まっています。この講座は、日本企業のアジア市場における販売戦略を構築する支援を目的としています。

企業の海外進出状況

帝国データバンクの調査によれば、2011年度に海外へ進出した日本企業は9.8％、今後2～3年でその割合が13.8％に増加し、企業の海外進出意欲が高まっているとされています。しかし、多くの企業が現地での販売に成功していないという現実があり、特に日本の伝統的なビジネスモデルが障害となっていることが指摘されています。実際、アジア市場での売上を上げ、安定した収益を確保するためには、効果的な戦略が不可欠です。

スパイダー・エージェントの講座内容

この講座では、アジア市場における成功を実現するための「事業計画」を策定するノウハウを提供します。全12回の講座形式で、実際の成功事例を交えながら具体的な販売戦略を学びます。また、自社の事業計画書を作成することが目標となっており、受講後もフォローアップが用意されています。更に、経営者向けの特別コースも設定されています。

講師について

講師を務めるのは森辺一樹氏です。彼は新興国市場の専門家として1,000社以上の企業に対して支援を行ってきた実績を持ち、メディアでの活動も精力的に行っています。彼の豊富な知識と経験が受講者にとって価値ある学びとなるでしょう。

スパイダー・エージェントの展望

初年度は約30社の受注を目指しており、今後10年で10,000社の海外進出を支援する計画です。これにより、日本企業がアジアでの販売競争に勝ち抜くための基盤を築けることを期待しています。

ディスカッションとイベント

また、スパイダー・エージェントは設立を記念して「ベトナム・ミャンマー最新事情」についてのセミナーを開催しています。このセミナーは無料で参加でき、アジア市場の現状を直接学ぶ貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ参加を検討してみてください。

スパイダー・エージェントは、アジアにおける日本企業の進出を成功させるための強力なパートナーとなることを目指しています。今後の展開に注目です。