世界最大級のスタートアップイベント「SLUSH ASIA」が東京で始まる
東京の臨海地区青海にて、4月24日(金)、フィンランド発のスタートアップイベント「SLUSH ASIA」が開催されます。このイベントは、世界中から集まるゲストスピーカーや250組のスタートアップ、100名の投資家を迎える大規模なムーブメントとなります。観客数は約3000名を見込んでおり、グローバルなスタートアップの取り組みが一堂に会する機会です。
「SLUSH ASIA」は、アジアでは類を見ないスタートアップのエコシステムを作り出すことを目的としており、オープンでフラットなコミュニティを目指しています。参加者は英語でのセッションや交流を通じて、国際的な視点を得ることができます。今年1月にスタートし、短期間での準備が行われたこのイベントは、スタートアップ精神そのものを象徴しているとも言えるでしょう。
ドーム型テントでのプログラム進行
SLUSH ASIAでは、90フィートのドーム型テントがキーノートスピーチの舞台となり、各国からの著名なゲストスピーカーが登壇します。その中には500 Startupsのデイブ・マクルーア氏やIDEOのトム・ケリー氏、Supercellのイルッカ・パーナネン氏など、多彩なバックグラウンドを持つ参加者が名を連ねています。また、70フィートのドーム型テントでは、国内外から選抜されたスタートアップ50組によるピッチイベントが行われ、7時間にわたり熱戦が繰り広げられます。
ファイナルでは、最高のスタートアップが90フィートのメインステージで決勝の舞台に進出します。このイベントの魅力は、最新のプロダクトが展示される「Demo Stage/Demo Area」と共に、最先端のテクノロジーに触れることができる点です。
孫 泰蔵氏は、「若い世代の挑戦と成長を見ることにワクワクする」と述べ、スタートアップコミュニティに参加する意義を強調しています。
SLUSH ASIAからのメッセージ
SLUSH ASIAの開催は、日本における企業精神を高め、新しいスタートアップ文化を根付かせる挑戦の一環です。SLUSH ASIAのCEO、Antti Sonninen氏は、「言葉や文化の壁が高く立ちはだかっていたが、このイベントがアジアのスタートアップにとって大きなステージになるはず」と期待を寄せています。
アフターパーティも開催され、DJのパフォーマンスで皆でイベントを盛り上げる予定です。チケットは完売しましたが、要望に応え追加販売も決定。参加希望者は公式サイトからの早めの申し込みが推奨されます。
SLUSHは、元々ヘルシンキで開催される国際的なスタートアップイベントであり、フィンランドの大統領や中国副主席など政府要人の参加もあり、多様なバックグラウンドを持つ専門家が集まります。そのユニークさは、スタートアップと投資家が対話する場所を提供することにあります。SLUSH ASIAもその精神を受け継ぎ、国際的なビジネス交流の場として機能することを目指しています。
イベント概要
- - 主催:一般社団法人 SLUSH ASIA
- - 会場:お台場J地区(東京都江東区青海2丁目)
- - 開催時間:8:00 OPEN / 9:00 START / AFTER PARTY 18:00-20:00
SLUSH ASIAは、今後のスタートアップシーンにおいて新たな風を吹き込む重要なイベントとして、多くの期待が寄せられています。