中国電力株式会社は、次世代型太陽電池であるペロブスカイト太陽電池を開発・製造・販売する株式会社エネコートテクノロジーズへの出資を発表しました。
エネコートは、独自の材料技術や高い技術力を活かし、学術研究機関や企業と連携しながら、ペロブスカイト太陽電池の社会実装を目指しています。中国電力は、エネコートが開発するペロブスカイト太陽電池が普及することで、中国地域のカーボンニュートラル推進に貢献すると考え、出資を決断したと説明しています。
今回の出資は、中国電力が注力するカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環です。中国電力は、エネコートとの協業可能性を検討し、新たな事業創出や地域課題解決を目指していくとのことです。
エネコートテクノロジーズは、2018年1月に設立された京都府久世郡久御山町に本社を置く企業です。代表取締役CEOは加藤尚哉氏が務めています。
中国電力は、今後も有望なベンチャー企業への出資を通じて、地域課題解決やスマート社会の実現に貢献していくとしています。