Fintertechが提供する新サービスとは
Fintertech株式会社が、貸暗号資産サービス「デジタルアセットステーク(消費貸借)」において、日本円での貸借料受取サービスを開始しました。これにより、顧客は保有するイーサリアム(ETH)を貸し出す際、従来の暗号資産であるETHに加え、円でも受け取ることが可能となります。これまで顧客から多数の日本円での受け取りに関する要望が寄せられており、同社はこの新機能でそれに応える形となります。
暗号資産の可能性
このサービスを利用することで、暗号資産を貸し出しながら定期的な日本円のキャッシュフローを得ることができ、貸借料を受け取った後に資産を売却する必要がなくなります。日本円は直接生活費や納税資金として使用できるため、顧客にとっての利便性が大幅に向上します。また、保有暗号資産の簿価計算が不要になるといったメリットも兼ね備えています。
ステーキングの仕組み
このサービスにおけるステーキングの仕組みは、暗号資産をブロックチェーンネットワークに預け入れることによって報酬を受け取るものです。これにより、高い信頼性と安全性を享受できるため、安定した収益を提供します。Fintertechは、新たな金融サービスを提供することで、国内のWeb3分野でのリーダーとなることを目指しています。
サービスの利用条件
この日本円受取サービスは、以下の条件で利用可能です:
- - 対象暗号資産: イーサリアム(ETH)
- - 貸借料支払通貨: 日本円
- - 貸借料率: 2.4%(10月分)
- - 最低貸出数量: 100 ETH以上
- - 貸借料支払方法: 毎月、指定の銀行口座に振込(振込手数料はFintertechが負担)
なお、その他の詳細については、デジタルアセットステークの公式サイトに掲載されている利用規約およびよくある質問を確認することをお勧めします。
Fintertechについて
Fintertechは、大和証券グループおよびクレディセゾンが持つ金融ビジネスのノウハウを活用し、先進的なテクノロジーや外部企業との協業を通じて次世代の金融サービスを展開しています。具体的には、暗号資産を担保にしたローンや、ステーキングサービス、さらにはクラウド型の応援金サービス「KASSAI」など、多岐にわたるサービスを提供しています。さらに、貸付型クラウドファンディングサービス「Funvest」も展開しており、幅広いニーズに応えています。
会社概要
- - 会社名: Fintertech株式会社
- - 本社所在地: 東京都千代田区一番町5番地アトラスビル6階
- - 代表取締役社長: 相原一也
- - 資本金: 24.1億円(資本準備金を含む)
- - 株主構成: 大和証券グループ(80%)、クレディセゾン(20%)
- - 金融関連登録: 第3249号(関東財務局)
Fintertechは、最新の金融技術を駆使したサービスを通じて、顧客に新しい価値を提供し続けることで、業界内での地位を確立しています。今後もさらなる発展が期待されます。