介護現場の事務負担
2025-11-19 12:22:26

介護業界の事務負担が質低下を招く現実!請求業務の改善点とは

介護業界の事務負担が質低下を招く現実!請求業務の改善点とは



介護業界は、深刻な人手不足が続いており、現場のスタッフたちが直面している最大の問題の一つが、事務業務の負担です。最近、プラス株式会社が行った調査によると、介護施設で働く104名のスタッフが、施設利用者の家族への請求業務に掛かる時間についての実態を明らかにしました。その結果、約3割が毎月「21時間以上」を請求業務に費やしているとのこと。この長時間の事務作業は、介護サービスの質にどのような影響を及ぼしているのかを検討していきます。

請求業務の実態


調査によると、介護施設での毎月の請求書発行件数は「51~100件」が19.4%、それ以上の件数も多く、多くの時間が請求業務に取られていることがわかります。特に「11~20時間」が最も多く、26.0%のスタッフがこの時間を要していると回答しました。これにより、請求業務に伴う作業の中でも「宛名書き・ラベル貼り」や「封筒への封入作業」が非常に負担に感じられていることが浮き彫りになっています。

請求業務の影響


こうした実態から、複数のスタッフが「介護の質が低下している」(39.4%)と感じており、モチベーションの低下(34.6%)や施設利用者や家族の満足度の減少(27.9%)といった深刻な影響も報告されています。請求業務に時間を取られ、その結果、本来の介護ケアやコミュニケーションの時間が削られているのです。

コスト増加の影響


さらに、2024年10月に郵便料金が上がることによる請求業務のコストも大きな課題です。22.0%のスタッフが年間で「11~20万円」のコストが増加すると回答しており、この経済的な負担も現場の人手不足をさらに悪化させる要因の一つと考えられます。

デジタル化への期待


調査結果から、多くのスタッフが請求書を電子化することで「未収金の確認・督促作業」(44.2%)や「ご家族への到着確認作業」(38.5%)に効果が期待されるとしています。これにより、事務作業の効率化が進み、本来の業務、つまり介護に専念しやすくなると思われます。

特に、「施設利用者のご家族がLINEを通じて請求書を受け取る」サービスに対して、70.2%のスタッフが導入を希望していることも注目すべき点です。簡単な操作で職員がすぐに使いこなせることや、請求書のペーパーレス化が進められるためです。これにより、業務の効率化とスタッフの負担軽減が実現できる可能性があります。

まとめ


今回の調査を通じて、介護施設における請求業務の負担が、介護の質を低下させてしまう現実が明らかになりました。デジタル化やLINEを利用したサービスの導入は、これらの問題を解決する鍵として期待されています。介護環境をより良くするために、業務の効率化を図り、職員が本来の仕事に注力できるような仕組みを整え、持続可能な介護を実現する必要があります。介護業界の未来を支えるために、今こそ変革が求められているのです。


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会社情報

会社名
プラス株式会社
住所
東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス12階
電話番号

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