ゼロリノベ、加盟新たに
2025-04-04 10:34:37

『ゼロリノベ』、全国空き家対策コンソーシアムに新たに加盟し空き家問題解決へ寄与

新たな空き家対策の一歩、『ゼロリノベ』の加盟



近年、深刻化している空き家問題。その解決に向け、株式会社grooveagentが運営するワンストップリノベーションサービス『ゼロリノベ』が、全国空き家対策コンソーシアムに加盟したことを発表しました。

空き家問題の現状



総務省の『令和5年住宅・土地統計調査』によると、全国の空き家数は約900万戸、空き家率は13.8%に達し、これは過去最高の水準です。そして、この数字は単なる統計ではなく、社会全体に影響を及ぼす深刻な問題でもあります。空き家は、所有者の悩みの種であるだけでなく、地域や街全体の印象にも悪影響を及ぼします。

空き家は様々な問題を引き起こす要因となり得ます。たとえば、相続に関する手続き、除却や売却の難しさ、さらにはそれを活用するための情報の不足などです。このような現状を受け、専門的な知識を有した事業者同士が協力し、空き家の活用方法を模索するために設立されたのが、全国空き家対策コンソーシアムです。このコンソーシアムは、さまざまな専門機関や研究団体が参加しています。

『ゼロリノベ』の役割



『ゼロリノベ』は、空き家を新たな住まいへと生まれ変わらせるリノベーション事業を行っています。これにより、単に空き家を再利用するだけでなく、ライフスタイルに合わせた多様な住空間を提供しています。新しい空き家の利用形態を提案することで、更なる価値創出に努めるとしています。

今回の加盟により、grooveagentはこれまでの経験や実績を活かし、コンソーシアムの他の企業や専門家と連携しながら、より具体的な空き家問題の解決策を提供しようとしています。

コンソーシアムの活動内容



全国空き家対策コンソーシアムでは以下の活動が行われています:
1. 空き家所有者向けのセミナーを実施し、直接的な相談にも対応。
2. 行政職員向けに空き家対策のセミナーを行い、さらなる支援を促進。
3. 空き家問題に関する研究や調査を行い、データを集めて課題解決のための基盤を整備。
4. 参画事業者間でのビジネスマッチングを行い、協力関係を築く。

代表者のコメント



代表取締役の鰭沼悟氏は、リノベーション住宅の分野での経験を活かした新しい空き家活用のモデルを模索し、その中で地域社会への貢献と持続可能なまちづくりに取り組む姿勢を示しました。次世代へとつながる住まいの選択肢を提供することが重要であり、空き家に困る人がいない社会を目指すことが使命だと述べています。

一方、全国空き家対策コンソーシアムの川口哲平代表理事も、マンションなどの集合住宅問題にも着目し、空き家問題への複合的なアプローチを行う姿勢を示しています。この共同の取り組みが、空き家で困っている人々を救う一助となることに期待が寄せられています。

まとめ



空き家問題は、個人の問題にとどまらず、地域全体に響く重要な課題です。『ゼロリノベ』が全国空き家対策コンソーシアムに加盟することで、より多くの専門的な知識と経験が集まり、具体的な解決策が生まれることが期待されています。持続可能な住環境の創出に向け、これからも多方面からのアプローチが求められます。


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会社情報

会社名
株式会社groove agent
住所
東京都港区北青山2-12-42秀和第2レジデンス
電話番号

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