日清オイリオ、国際オリーブ協会認証を2年連続で取得!
日清オイリオグループ株式会社が、国際オリーブ協会(IOC)の「理化学分析ラボtype B認証」を2年連続で獲得したことは、同社の品質管理への真摯な姿勢を物語っています。この認証は2024年12月から2025年11月まで有効で、オリーブオイルの品質、とりわけ理化学分析における厳しい基準をクリアしたことを示しています。
国際オリーブ協会(IOC)の重要性
国際オリーブ協会は、オリーブオイルとテーブルオリーブに関する国際協定に基づく政府間機関であり、オリーブオイルの正確な取引を促進し、不正行為を防ぐための基準を定めています。このような国際的な枠組みの中で、日清オイリオは高度な品質を確保し、市場での信頼を獲得しています。
理化学分析ラボ認証は、IOCが推奨する厳格な分析試験を実施し、信頼性の高い結果を示す能力を持つ試験所に与えられるものです。この上位認証を取得するには、高度な技術と経験が必要とされます。
持続可能な品質管理への取り組み
日清オイリオは、安全かつ高品質な製品を提供するため、国際基準の高い分析技術を研磨してきました。近年、気候変動の影響でオリーブの収穫が厳しい状況にある中、同社は品質管理を一層強化し、消費者への安心・安全な製品供給を目指しています。オリーブオイルの製造過程では、以下の三つの技術を駆使して品質を維持しています。
1.
風味設計技術
日清オイリオは、オリーブオイルの風味を決定する官能評価技術を習得しています。収穫時期に応じた風味の異なる原料を選定し、それに基づいてオイルを調達し、風味標準を設けて、年間を通して安定した風味を提供しています。
2.
製造技術
生産地から商品が消費者の元に届くまでの間、一貫して酸化を防ぐ理念を掲げています。充填時に酸素濃度を低減させる「酸化ブロック製法」を導入することで、商品の鮮度を保持し続けています。
3.
分析技術
日清オイリオは、国際的な基準に従った信頼性の高い分析技術を日々磨いています。原料選定から製品出荷にかけて、理化学分析や官能評価、安全性検査などを実施し、高品質なオリーブオイルを供給しています。
日清オイリオの魅力
1996年にオリジナルブランド「BOSCO」を立ち上げ、以来多くの消費者に支持されています。オリーブオイルの魅力を広めるため、同社は今後も製品の開発や品質管理に尽力し、日本のオリーブオイル市場の発展を目指していく所存です。品質と安全性のこだわりは、公式サイトでも公開されています。
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日清オイリオが今後どのような革新を起こし、オリーブオイルの業界を牽引していくのか、その進展が注目されます。