デイトナが「coorum」を導入しファンコミュニティを強化
株式会社デイトナ(静岡県周智郡)が、ファンとのさらなる絆を深めるため、株式会社Asobica(本社:東京都品川区)が提供するロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」の導入を発表しました。このプラットフォームを活用し、オンラインコミュニティを通じて、ファンとメーカーの双方向のコミュニケーションを図る試みがスタートします。
導入背景と目的
デイトナは長年にわたり、オフラインイベントを通じてファンとの交流を行ってきましたが、さらに進んだ形でのコミュニケーションを望んでいました。そこで注目したのがオンラインコミュニティの構築です。新たなファンの獲得を目指し、ファン起点での認知拡大や、ブランドの印象を定着させることを目的としています。これにより、ファンとの共創を重視し、商品の改良や開発に至るまでファンの意見を取り入れたいとしています。
「coorum」の利便性
「coorum」はノーコードで簡単にコミュニティを立ち上げることができるため、Webに詳しくないスタッフでも操作可能な管理画面が用意されています。これにより、デイトナはリアルタイムでファンとの接点を維持し、自由にコンテンツを更新できるというメリットがあります。また、豊富なコミュニケーションフォーマットをカスタマイズすることで、デイトナ独自のファンコミュニティを展開することができるようになります。
さらに、データ分析機能が強化されており、特にデイトナのビジネスモデルがB to B to Cであることから、ファンとの接触が限られているという課題を克服し、より効果的なコミュニケーションやインサイトを得ることが可能になります。
ファンコミュニティの新モデル「森町お天気山ジャンクション」
新たに設立されるファンコミュニティサイト「森町お天気山ジャンクション」では、全国のデイトナファンが集まります。バイクに対する情熱を持つ人々のためのプラットフォームであり、行動日記やイベント企画に参加できる場となります。このコミュニティを通じて、ファン同士が情報を交換し、デイトナとの会話を楽しむことができます。
デイトナの信念と未来
デイトナの担当者は、オフラインイベントとして年1回開催する「デイトナ 森町・静岡茶ミーティング」や観光協会との共同企画「朝活Cafe」を通じて、若い世代だけでなくベテランライダーにも楽しんでもらえる機会を提供しています。「森町お天気山ジャンクション」は、オートバイが持つ楽しさをさらに広めていくための重要な取り組みです。また、今後もデイトナはファンのニーズに応えられるよう物作りを続けていく方針です。
Asobicaとデイトナのパートナーシップ
Asobicaに相談した際、スタッフが丁寧に課題を掘り下げ、コミュニティ運営の目的やビジョンを具体化する支援を行ってくれました。このようなともに成長していく関係性を大切にしながら、デイトナはファンとのさらなる絆を深めていくことでしょう。
デイトナは今後も「coorum」を活用してファンとの交流を深め、より良い製品の開発へとつなげていくよう努力します。新しい時代のファンコミュニティとしての成長に期待が寄せられています。