『昭和50年男』がリリース!
2019年11月号として登場した『昭和50年男』は、1975年生まれの男性をターゲットにした雑誌です。この創刊号では、特にファミコンの神様として知られる高橋名人がフィーチャーされており、昭和50年男世代のヒーローとしての魅力を届けています。
高橋名人の再登場
誌面には彼が映画『GAME KING 高橋名人vs毛利名人』で着用したトレーナー「CARAVAN CROSS」を再現した姿が紹介されています。16連射でスイカを割る名シーンが印象的な高橋名人は、どのようにして神として崇められる存在に至ったのか、その背後にあるストーリーを語っています。高橋名人こと高橋利幸の成功の裏には、彼の情熱と努力が刻まれているのです。
あの時代を振り返ろう
本号の特集は「オレたちの熱源を探る時間旅行Golden 5years 1985-1989」というテーマで、この時期が持つ魅力を徹底的に掘り下げています。昭和50年男世代が子供から思春期へと成長していく中で、様々な経験がどのように彼らの核を形成したのか、そのエピソードを展開しています。
各章の見どころ
- - 1985年: つくば科学万博を通じて未来を考え、機動戦士ガンダムの新たな世界観に触れる。ビックリマンやウーパールーパーなどの流行も見逃せません。
- - 1986年: コロコロコミックがバイブルとされ、高橋名人がヒーローとして登場。『風雲!たけし城』が子供たちに冒険心を与えていました。
- - 1987年: ミニ四駆の魅力が本格的に浸透し、子供たちの間でも人気を博しました。
- - 1988年: 音楽へのめざめや、伝説的なゲーム『ドラゴンクエストⅢ』の登場が影響を与えます。
- - 1989年: 長渕剛の楽曲が与えた影響など、J-POPと共に移行する文化が描かれています。
その他の登場人物
高橋名人だけでなく、他にも『つるピカハゲ丸』ののむらしんぼ先生や、ミニ四駆マスターの前田靖幸氏、さらには『北斗の拳』のケンシロウなど、各時代を象徴するキャラクターが次々と登場します。これにより、昭和50年男世代の思い出が甦り、また同世代以外の読者にとっても新たな発見ができる内容となっています。
懐古趣味を超えて
『昭和40年男』の理念を引き継ぎつつ新たに生まれた『昭和50年男』。この雑誌は単なる懐かしさを感じさせるだけでなく、過去の体験を再確認し、そこから未来への活力を見出すことを目指しています。多くの人々にとって、青春の思い出が凝縮されたこの雑誌は、手に取る価値があることでしょう。共に笑い、共感できる瞬間を楽しんでほしいと願っています。