OCSが東京都のSAF活用促進事業に選定
株式会社OCSは、2024年8月5日に東京都が実施する「企業のScope3対応に向けた航空貨物輸送でのSAF活用促進事業」において、貨物代理店として選定されました。選定された企業の中で、OCSのみが国際宅配便事業者としての地位を確立しています。
このSAF活用促進事業では、企業のサプライチェーン全体におけるCO2排出量の削減を目的にし、荷主が同社を通じた航空貨物輸送においてSAF(Sustainable Aviation Fuel)の利用にかかる経費を東京都が支援します。これにより、企業に対してより持続可能な輸送方法を提供し、環境への影響を最小限に抑えることが可能となります。
ANAグループの一員でもあるOCSは、ANAが推進する「SAF Flight Initiative」のカーゴプログラムを通じて、都内のお客様に対して脱炭素化を進めるプログラムを展開していきます。この取り組みは、企業が環境保護に向けた具体的な行動を起こすための大きな一歩であり、OCS自身も持続可能な社会の実現に向けた努力を惜しむことはありません。
OCSは、1957年に設立され、海外に住む邦人向けに新聞を届けるサービスから始まりました。このサービスモデルが成功し、現在は海外出版物の輸出入や国際エクスプレス事業を中心に成長しています。2009年には全日本空輸(ANA)のグループ会社となり、ANAの広範な航空輸送網を活用し、グローバルでの展開を加速させました。
近年、OCSは「フォワーディング」「ロジスティクス」「EC物流」など、多岐にわたるロジスティクスソリューションを提供する国際物流企業としての地位を築いています。また、企業は新たな商品開発やネットワークの拡大に挑戦することで、グローバルサプライチェーンの中で不可欠な存在となることを目指しています。
持続可能性を重視した経営戦略を通じて、OCSは環境への配慮を取り入れつつ、企業価値の向上を図ると同時に、顧客との強固なパートナーシップを築いてまいります。今後も社員一人一人が働くことに誇りを持ち、全スタッフが力を合わせてグローバルサプライチェーンにおける信頼されるロジスティクス企業として成長を続けます。
OCSの専門性と経験を生かし、企業が環境保護に貢献できるよう、持続可能な輸送サービスを引き続き提供し、物流業界の環境問題に対して立ち向かう姿勢を貫いていく所存です。経営と環境の調和を追求するOCSに今後も注目していただきたいと思います。