和楽器と多彩なアートの融合。音の実験集団Tenebraeの新作公演

音の実験集団Tenebraeが送る新たな音楽体験「公演「あわい」」

音楽は文化を超える。この信念を持つ音の実験集団Tenebrae（テネブレ）が、再び新たな舞台を創り出す。その名も「あわい」。2025年12月2日（火）、大阪の近鉄アート館にて、和楽器奏者たちと多彩なジャンルのアーティストが共演するこの公演は、彼らが世界中で培った経験を基にした独自の音楽体験を提供するものだ。

「あわい」とは何か

本公演のタイトル、「あわい」は、和楽器、ピアノ、コントラバス、タップダンス、舞踊を融合した様々な表現によって生まれる新たな音楽体験を暗示している。音楽とノイズ、和楽器と洋楽器、音と身体、秩序と逸脱といった異なる要素の間にひろがる余白。「あわい」は、二つの世界が交差する場所であり、そこに新たな可能性が広がることを示唆している。

出演者たちの紹介

この実験的な音楽作品には、和楽器奏者やダンサー、演奏家が集まっている。各ジャンルのアーティストたちの個性が融合することで、視覚的にも聴覚的にも楽しめるステージが展開される。彼らはそれぞれの技術と才能を持ち寄り、観客を魅了すること間違いなしだ。

- 坂上享は、和太鼓グループ「打打打団天鼓」の中心メンバーとして国際的に活躍し、独立後も様々なプロジェクトに挑戦。
- 小島功義はプロ和太鼓グループに所属し、ソリストとしても活動しながら、音楽ユニットを結成。幅広い分野でその技術を発揮。
- 大谷加奈子は和太鼓、笛、三味線など多岐にわたる楽器を演奏し、日本と世界を繋ぐ活動に取り組んでいる。
- 杉山由実子は和文化を尊重しつつ、積極的に地域活動も展開している。
- 二階堂萌生は多様なユニットで幅広く活動し、和太鼓の楽しさを新世代に伝える。
- 他にもコントラバス、エレキベース、タップダンス、ピアノ、日本舞踊と、さまざまな分野からのアーティストが参加する。

ステージの魅力

公演は、特別な三面客席で行われ、多角的に観客とのインタラクションを図るデザインとなっている。これは、観客自身も音楽体験の一部となるような設計で、より親密で臨場感ある演出が期待されている。

また、参加するアーティストたちは各分野の権威であり、その表現力に富んだアプローチが新たな音楽の楽しさを引き出し、観客に感動をもたらすだろう。

チケット情報

公演は、ゲネプロ特別公開が15:00から始まり、本公演は19:00開演。チケットは2種類が用意されており、特別公開公演は3,000円、通常公演はS席5,000円、A席4,000円（小中高生は1,000円割引）。

チケット購入はカンフェティで行える。ぜひ事前に予約を。詳細については、公式サイトもチェックしてほしい。