成基の業績予想
2024-12-12 10:32:38

株式会社成基が発表した2025年業績予想:新規事業が成長を牽引

株式会社成基が発表した2025年業績予想



株式会社成基は、2025年2月期の業績予想を発表しました。この発表では、全体的な売上高は前年同期とほぼ同様であるものの、営業利益は前年比260%の劇的な回復が見込まれています。

少子化とコロナの影響からの回復


成基は関西圏を中心に約150教室を運営する総合教育機関で、京都市に本社を置いています。過去数年間は少子化やパンデミックの影響で厳しい状況が続いていました。特に2020年には、売上高が2015年の83%まで落ち込むという厳しい結果に。しかし、2023年度からは売上が回復傾向を見せており、2025年の2月期には再び前年の水準に戻る見込みです。

営業利益のV字回復


営業利益については、2014年をピークとして徐々に下落傾向が続いていましたが、2025年には前年比で260%の増加を期待出来る見通しです。このように、売上が回復するだけでなく、それを上回る勢いでの利益増が期待されています。

経営改善策の取り組み


成基は経営の立て直しを目的に、2023年3月に新CEOに就任した佐々木雄紀のリーダーシップのもと、主要な施策を打ち出しています。主な取り組み内容は以下の通りです。

1. 選択と集中の推進:無駄なコストの削減や教室の撤退などが進められています。

2. 既存事業の成長と立て直し:基幹事業である成基学園を改善し、幼児教育(TAM)や映像授業の事業(東進)も強化しています。

3. 新規事業の拡大:日本語学校やリスキリング、通信制高校に関する新規事業が成長。新規事業の売上比率も今やグループ全体の約16%に達しています。

各事業の成果


成基の基幹事業では、特に「成基学園」と「ゴールフリー」の個別指導が好調。2024年にはスタートしたサブブランド「シン個別」も成長し、滋賀県に新たに4教室を開校します。また、東進衛星予備校も過去6年間で最高の売上を勫達成しました。

新しい挑戦


新設された各新規事業、特に「SHINGAKU」として知られる不登校児童生徒のオンラインサポート事業も注目されています。このプロジェクトは、自治体と連携し、社会課題の解決にも寄与することを目指しています。

CEOの展望


CEOの佐々木雄紀は、就任以来の経緯と補足として、新しいミッションやビジョンの策定はもちろん、教育環境の最適化や人事制度の見直しにも力を入れています。未来への視点として、成基が真の「ソーシャルカンパニー」となるための挑戦を続けていく意向を示しました。

成基では、今後も新たな試みを通じて、教育分野での革新を支え実現します。私たちの社会的役割は、少子化の影響は受けつつも、教育機関としての成長を目指し続けることです。また、保護者のニーズに応えるべく、さらなるサービスの向上を図り、次世代の人材育成に貢献していく考えです。

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会社概要


  • - 会社名:株式会社成基
  • - 代表兼CEO:佐々木雄紀
  • - 本社所在地:京都府京都市中京区烏丸通二条上ル蒔絵屋町265-2SCGビル
  • - 設立:1962年(昭和37年)
  • - 従業員数:2000名(2024年7月時点)
  • - Webサイト株式会社成基公式サイト

このように、成基は新たな可能性を追求し、教育業界における革新を目指していきます。


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会社情報

会社名
株式会社成基
住所
京都府京都市中京区蒔絵屋町265-2SCGビル
電話番号

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