新たなアスリート支援の形
株式会社インター・ベルは、スポーツに特化したイベントやメディア事業を展開する株式会社ULTIMATE PLANNINGと提携し、新しいキャリア支援のプラットフォームを立ち上げました。このパートナーシップによって、アスリートたちはセカンドキャリアとデュアルキャリアの機会を得ることができるようになります。アスリートの活動が厳しい中で、より豊かなスポーツ環境を提供することを目的としています。
ULTIMATE PLANNINGの役割
ULTIMATE PLANNINGは、元日本代表選手である塚田泰弘氏が設立した企業で、「スポーツを通じて豊かさを育むスポーツ環境応援カンパニー」というミッションを掲げています。フライングディスクを使うチームスポーツ「アルティメット」や、ラクロス、クリケット、セパタクローなど、競技人口が比較的少ないスポーツに焦点を当て、その普及と発展を図っています。アスリートのネットワークも3,000名以上に広がっており、その支援の輪をさらに広げることを目指しています。
インター・ベルの専門性
一方、インター・ベルは、2005年に設立されたアパレル関連の総合人材サービス企業です。ファッション・アパレル分野に特化し、販売運営や人材紹介、スタッフ育成に取り組んでいます。彼らの持つノウハウによって、アスリートたちが自身の競技を続けながら就業するためのサポートが行われます。このシナジーにより、両社は総合的なキャリア支援を行うことが期待されています。
アスリート支援の具体的内容
新たに立ち上げたWebサイトでは、アルティメットの希少な競技情報や選手へのインタビューはもちろん、就職や転職に役立つ情報も提供していきます。将来的には、映像やWeb、AIなど、幅広い分野でのキャリア支援を展開し、アスリートたちの選択肢を増やす予定です。
5つの特徴
1.
業界特化型研修: 接客や店舗運営に必要なスキルを分野別に学べる研修制度
2.
ネットワーク拡大: 様々な競技のアスリートとのネットワークを活かしたキャリア相談
3.
情報メディア: 競技情報や就職情報の提供
4.
多様な職種: 販売、接客、人事、SNS運用など、多岐にわたる職種の紹介
5.
サポート体制: アスリートの適性に応じたキャリアカウンセリングの実施
両社代表者のコメント
塚田泰弘氏は、「アスリートが活動資金を自分で捻出していることが多く、資金面での困難を解消する手助けとなりたい」と述べ、田中克典氏は「アスリートの支援を通じて、一人でも多くの選手が活躍できる場を増やしたい」と語っています。それぞれの目指す未来に向かって、しっかりとしたサポート体制を築くことが期待されています。
この取り組みが、競技人口の少ないスポーツを支える選手たちのキャリアにプラスの影響をもたらすことを願ってやみません。今後の展開が非常に楽しみです。