下山莉子選手の退団と感謝のメッセージ
この度、ノジマステラ神奈川相模原のMF下山莉子選手が、2024-25シーズンをもって同クラブを退団することが発表されました。26歳の彼女は青森県出身で、これまでの経歴を振り返ると、SHRINE.L.FCから聖和学園高、さらには日体大FIELDS横浜を経て、ノジマステラでのキャリアを築いてきました。
下山選手は自身のSNSを通じて、ファンやサポーターへの感謝の気持ちを伝えました。特に彼女が重ねてきたリハビリの苦労や、度重なる怪我の影響で出場機会が限られていたことには、多くの愛情と勇気が詰まっています。彼女の言葉には、仲間やフィジカルコーチの永井さんから受けた支えが多く表現されており、温かいメッセージが込められています。
「いつもたくさんのご支援・ご声援をありがとうございます。今シーズン限りで、ノジマステラを退団することになりました。」との言葉で始まるコメント。下山選手は、度重なる怪我に翻弄されながらも、彼女を励まし、支えてくれた仲間への感謝を詳述しています。特に、3年間にわたってリハビリを支えてくれたフィジカルコーチの存在が彼女にとってどれほど大きかったかを強調します。「いつも励まし支えてくれた仲間、常に自分の膝と向き合ってくれた永井さん、そしてファン・サポーターの皆さんがいなければ、今の自分はいません」と、感謝の気持ちを言葉にしています。
身体の痛みや不安と向き合ってきた彼女にとって、ノジマステラでの時間は辛いことばかりではなく、素敵な仲間や大好きな先輩と出会ったことが宝物となったことでしょう。「辛く苦しい時間の方が圧倒的に多かったですが、ステラに来たからこそ出会えた素敵な仲間、大好きな先輩とまた同じチームになれたことは私の財産になりました」との言葉からは、彼女がいかにクラブや仲間を大切に思っているのかが伝わってきます。
ファンやサポーターへの想いも記されています。「どんな時も熱く、優しい声をかけてくださったファン・サポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです!またどこかで会えることを楽しみにしています!」と語る彼女の言葉には、未来への希望がこもっています。
下山選手の退団は、ノジマステラ神奈川相模原にとって大きな損失であることは間違いありませんが、彼女の温かい人柄やこれまでの努力は、これからも多くのファンや選手たちに受け継がれていくことでしょう。彼女の新たな道には、さらなる幸あれと願うばかりです。