昼神温泉の駐車場が新スポットに！大型ブランコ登場

長野県阿智村にある「昼神温泉ひるがみの森」が、2025年4月に新たにオープンするスポットに注目が集まっています。ここはただの旅館の駐車場ではありません。館内で宿泊するゲストだけでなく、観光客も楽しめる、魅力的なアミューズメントスペースへと生まれ変わります。今回のプロジェクトでは、旅館の駐車場に大型ブランコやアスレチックエリアが設置されるほか、さまざまなキッチンカーが集うエリアもオープンします。また、車中泊の受け入れもあり、今後観光のメッカとしての地位を確立することを目指しています。

魅力的なエンタメ空間の登場

この新名物スポットの特徴は、何といっても「大型ブランコ」です。温泉街を見渡せるロケーションに設置されており、無料で利用できるため、訪れる人々にとっては絶好のインスタ映えスポット。特に、花桃が満開の時期には多くの観光客が訪れ、日々多くのファミリー層やカップルが楽しんでいます。加えて、大型駐車場には300台収容可能な広々としたスペースがあり、運営する株式会社やどはくの岡田拓也代表が力を入れたこの施設の整備は、今後の阿智村の観光振興に大きな影響を与えることでしょう。

キッチンカーの出店も

また、昼神温泉の駐車場には、さまざまなキッチンカーも出店しています。南信エリアを中心に出店する7店舗が長期にわたり営業を行い、クレープやたこ焼き、お好み焼きといった多彩なメニューが観光客を楽しませています。これにより、観光客は温泉を楽しむだけでなく、食の楽しみも経験することができます。さらには、繁忙期には毎日1～3店が入れ替わりで出店しており、訪れる度に新しい発見があるかもしれません。キッチンカーが常駐することで、観光客にとって魅力的な体験が提供されます。

進化する旅館の形

本プロジェクトは、コロナ後の観光需要増加の流れを受けて、観光客にとって「目的とされる温泉街づくり」を目指して進められています。昨年、昼神温泉は開湯50周年を迎えましたが、コロナの影響で年々訪問者数が減少している現状です。このため、ただ宿泊して温泉を楽しむだけでなく、訪れる人々が様々な体験を通じて楽しめるような環境を整備していくことが重要視されています。