茨城県稲敷市の日本料理店「さんすい」が後継者を募集中！

後継者募集中の「日本料理さんすい」

茨城県稲敷市に位置する日本料理店「さんすい」が、後継者を募ることになりました。この店は、地域に根ざし、長い歴史と多くの常連客に支えられています。運営する株式会社バトンズは、全国的にM&Aや事業承継支援を行っているプラットフォームで、引き継ぎのサポートを行います。

店の歴史と特色

「さんすい」を創業した坂本さんは、東京の和食屋で約7年の修行を経て、26歳の時に独立しました。最初は人形町にあった店舗を居抜きで始め、その後地元稲敷市に戻り、現在の店舗を設立しました。国道拡張工事の影響で移転したのが平成16年です。長年の運営により、地元のお客さんに多く利用されてきました。特に法事や地域の宴会として多くの需要があり、仕出しやケータリングの依頼も受けています。

こだわりのコース料理

「さんすい」では、天然素材にこだわったコース料理が楽しめます。特に、地元の土浦市場から取り寄せられる鮮魚や、成田流通センターから仕入れられる新鮮な本マグロ、そして常陸牛を贅沢に使用した料理が評判です。この質の高い食材を使用した料理によって、地元客の善意が寄せられています。基本的にコース料理の予約のみ営業しており、法事にふさわしい料理プランを提供しています。また、オリジナルボトルの焼酎もあり、こちらも引き継いで頂くことが可能です。

引き継ぎの条件

坂本さんは、後継者に店舗を引き継ぐ際、まずは半年から1年ほど、実際に「さんすい」に勤務してお互いの相性を確認してほしいと考えています。また、引き継ぐ際には条件について相談することができます。

「飲食業は働く時間が長くなることもありますが、それ以上にお客さんの喜ぶ顔が一番の喜びです。自由な営業スタイルを確立してほしい」と坂本さんは述べています。

候補者に求める条件

後継者として望ましいのは、ご夫婦や家族で経営されることです。また、人件費の高騰も考慮し、家族経営を推奨しています。現在、利用していない空間があるため、店舗兼住宅としての利用も可能です。土地や建物も引き継げるため、フレキシブルに運用できます。

料理や飲食店での経験がある方が望ましく、特に魚をおろす技術や、揚げ物などは短期間で習得可能です。飲食業への情熱を持つ方々にとって、非常に魅力的な機会と言えるでしょう。