おりづるタワーが新たに導入したPOSシステムの効果と展望
広島は美味しい食べ物や魅力的なお土産が揃う観光地として知られています。その中心に位置するのが、おりづるタワーです。このたび、広島マツダが運営するおりづるタワーは、パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)の集客施設向けPOSシステムを導入しました。この決定は、業務効率化や集客最適化を実現するための重要なステップです。
導入の背景
おりづるタワー内には、約1,000種類の広島名物を扱う物産館が運営されています。開業以来、パナソニックISのPOSシステムを使用してきましたが、入出荷検品や在庫管理は異なるシステムを使用しており、システム間の連携に課題がありました。そのため、システム統合の必要性が高まりました。
パナソニックISは、入出荷検品や在庫管理を含む集客施設向けの新しいPOSシステム(2024年3月発売予定)を提案しました。このシステムには物販在庫管理や売上分析機能が充実しており、広島マツダはその信頼に基づき、導入を決定しました。
導入の期待効果
今回の新POSシステム導入によって、以下の3つの期待が寄せられています。
1.
業務の効率化
異なるシステムで行っていた在庫管理業務を一本化することで、業務の効率が大幅に向上します。
2.
集客最適化
充実した分析機能により、売上や顧客の動向を詳細に把握でき、店舗集客を最適化することが可能です。
3.
直感的な操作性
誰でも簡単に使える操作性を持ち、従業員の負担を軽減します。
今後の展開
更に広島マツダは、「KITTE大阪」に新たにオープンしたアンテナショップ「ひろしまIPPIN」にも、本POSシステムを導入しています。このように、新規出店時にも一元管理が可能な本システムを利用し、店舗運営を効率化する計画です。
パナソニックISは、おりづるタワーの開業時から、POSシステムだけでなく、チケッティングシステムも提供しており、スムーズな運営のための支援を行っています。今後も、さまざまな形でおりづるタワーの運営をサポートし続けます。
株式会社広島マツダのコメント
おりづるタワー物産館の店長、下井田友佳氏は、「新しいPOSシステムのおかげで売上分析の精度が向上し、店舗ごとの商品の入れ替えがしやすくなりました」と述べています。これにより、地域や顧客層に応じた商品展開が可能になり、顧客のニーズに応えることに成功しています。特に、特定の時間帯に来訪する主婦層や若者向けの商品の戦略的なアプローチが功を奏し、顧客満足度が向上しました。
集客施設向けPOSシステムの概要
パナソニックISの集客施設向けPOSシステムは、飲食店舗と物販店舗の両方に対応した高効率なシステムです。一般的に別々のシステムを用いることが多い飲食と物販の業務を一つのシステムで集中管理できるため、販売情報も迅速に把握できます。これにより、店舗運営の課題を明確化し、より効果的な戦略立案が可能になります。詳細は、
こちらを参照してください。
まとめ
おりづるタワーの新POSシステム導入は、ただのシステム変更に留まらず、店舗運営全体に大きな影響を与える重大な決断です。パナソニックISは、その豊富な経験を活かし、今後もおりづるタワーの成功をサポートしていくことでしょう。新システムに期待される業務改善や集客効果は、広島のみならず、多くの観光客にとってもプラスとなるはずです。